ランプレセプタクルってほぼ確実に第二種電気工事士の技能試験で出題されますよね。
そんなランプレセプタクルの結線がはやくできたら気持ち的にもラクになると思います。
そこで今回はランプレセプタクルを簡単に結線する方法と時短のコツについてご紹介していきます。
ランプレセプタクルの結線方法
【ステップ1】外装被覆を40mm剥く
まずはケーブルの外装被覆を40mm剥く作業をしましょう。
スケールをつかって40mm剥く練習しましょう。写真にある通りホーザン P-958 VVFストリッパーを使うと素早く作業が出来ますよ!
【ステップ2】芯線被覆を半分よりすこし短めに剥く
続いては芯線被覆を半分よりすこし短めに剥く作業をしていきましょう。
正確に言うと芯線被覆を18mm剥くと良い感じになります。今回は時短のためにスケールを使わないで目測で剥きました。
半分よりちょっと短めに剥けばそれでOKです。どんどん進みましょう!
【ステップ3】芯線を「のの字曲げ」する
続いては芯線を「のの字曲げ」していきましょう。
芯線被覆からすこし離した位置で、芯線をペンチで軽く挟みましょう。
芯線を2本同時に挟むと時短でき効率が良いですが、難しいときは1本ずつから始めてみて下さいね。
芯線を90°直角に曲げてみましょう。
今度は工具を持つ手のひらを外側へ向けるようにペンチを持ちます。そしたらそのまま芯線被覆の先っちょをペンチで挟みます。
ペンチを持つ手をもとの位置に戻すようにして芯線を「のの字曲げ」しましょう。
はい、これで「のの字曲げ」が出来ましたよ!丸の形がキレイなるよう微調整してくださいね!
【ステップ4】ランプレセプタクルにケーブルを通す
続いてはランプレセプタクルの器具にケーブルを通す作業をしていきましょう。
ここで受金ねじ部の端子に白色以外の電線を使用しないというルールがあるのです。
すこし難しい表現ですね。簡単にいうと、ランプレセプタクル受け金の穴がある方へ黒線を接続しましょうということです。
こっそり穴がある方が黒線になりますので覚えておきましょう。メーカーによって「W」の表記がありますが、それは接地側電線を意味しています。
ただ、こっそり穴がある方が黒線というルールは変わりません。「穴があいているほう」が黒線と覚えておきましょう。
ケーブルをランプレセプタクルの台座に通しましょう。ここで、芯線は「の」の形であることをチェックしてください。
ねじは時計回りに締めるため「の」の字であれば締まっていくという考えですので、「逆の」の形で通さないように注意ですね。
また、きちんとランプレセプタクルの穴にケーブルを通してから結線をしないと欠陥になりますので注意してくださいね!
【ステップ5】ランプレセプタクルのねじで芯線を結線する
続いてはランプレセプタクルのねじで芯線を結線していく作業になります。ねじを外して、芯線の形を整えておきます。
受け金具と芯線被覆が接触しないように注意しましょう。丸く膨らむように芯線の形を整えてあげると見栄えが良くなります。
ねじがうまく付けられないときはプラスドライバーと人差し指で押さえつけるようにねじを持つとラクですよ!
ねじを2本とも締め付けたら、芯線被覆がねじに噛みこんでいないかチェックしましょう。
あとは、外装被覆が台座からしっかり出ていることもチェックしてください。
【完成】形を整えてできました!
あとは形を整えて完成です!やりました~!
まとめ
いかがでしたでしょうか!ランプレセプタクルを簡単に結線する方法と時短のコツについて解説しました。
外装被覆を40mm、芯線被覆を半分よりちょい短く(18mm)剥くことを覚えておくとラクラク結線できますよ!
また、「のの字曲げ」はペンチを使うよりもホーザン P-958 VVFストリッパーを使うとすごく簡単にできるので持っていない人はレビューも参考にしてくださいね!
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