数あるストリッパーの中でも、第二種・第一種電気工事士の技能試験で使えるVVFストリッパーを厳選しました。
どれも第二種・第一種電気工事士の技能試験で使えるVVFストリッパーですが、なにが1番オススメなんでしょうね?
そこで、ぼくがオススメする次の工具3つを徹底レビューしました!
【比較表】VVFストリッパー性能を比べてみた
商品 ※レビュー記事へ | アマゾンプライム 価格(税込) | サイズ | ストリップ 速さ | ストリップ 自動調整 | ケーブル切断 | のの字 プライやー | 利き手 |
【左】 ホーザン P-958 | 2,900円 | 女性でも操作しやすい 小さめのハンドル | 速い | なし | できる | あり | ほぼ右利き用 |
【中央】 ビクター 6003VA | 7,691円 | 男性であればラクに 操作できるハンドル | とても 速い | あり | できない | なし | 右利き用 |
【右】 MCC VS-L1623 | 6,311円 | 男性でも少々大きい ハンドル | とても 速い | なし | できない | なし | 左利き用 |
赤色が「他のVVFストリッパーには無い性能」を表しています。
次からは、比較表では表現しにくい内容を解説していきます!
【比較1】綺麗にケーブルを剥くことができるのは?
ホーザンP-958 VVFストリッパーで剥いたとき
ホーザンP-958 VVFストリッパーで剥いたケーブルの断面はとても綺麗ですね。
ハンドルをぎゅっと握ったあとに少し開いてから被覆を剥きます。少し開く動作が必要なのですがすぐに慣れると思うので全く問題ないでしょう。
ビクター 6003VA VVFストリッパーで剥いたとき
ビクター 6003VA VVFストリッパーで外装被覆・芯線被覆を剥いてみると若干荒っぽいような断面になります。
ただ、第二種・第一種電気工事士の技能試験で欠陥となるような傷が付くわけではないので安心してくださいね!
また、自動でケーブルにあわせて剥けるよう調整してくれる機能があり、ケーブルストリップのミスが無くなるのです。
自動調節があるVVFストリッパーはこの工具でしかないので、ケーブルストリップ作業でミスしたくないならばこの工具で決まりでしょう。
MCC VS-L1623 VVFストリッパーで剥いたとき
MCC VS-L1623 VVFストリッパーには手動で刃の出し具合を調整できるダイヤルが付いています。
ただ、VVFケーブルに合わせてダイヤル調整する必要があるので少々めんどうだなーと感じることがありますね。
調整ダイヤルがないVVFストリッパーを使いたい方はビクター 6003VA VVFストリッパーを使う方がよさそうですね!
【比較2】ピッタリ長さをそろえて剥けるのは?
今回ご紹介しているVVFストリッパーにはどれも外装被覆用、芯線被覆用のスケールが付いていますが、使いやすさがだいぶ違っていたのでご紹介します!
ホーザンP-958 VVFストリッパーのスケール
ホーザンP-958 VVFストリッパーにはスケールで測定しながら外装被覆・芯線被覆を剥くことができません。
ただ、このホーザンP-958 VVFストリッパーにホーザンP-925「合格ゲージ」という部品を取り付けると目盛りを見ながら剥けるようになり大変便利ですよ。
ビクター 6003VA VVFストリッパーのスケール
ビクター 6003VA VVFストリッパーはストリップ部分の近くにスケールが記載されているので、目盛りを見ながら剥けるのでラクちんですね!
ただ、若干スケールが斜めになっているので、実際に剥いた時に1,2mmの誤差が出ることもあります。
器具結線では剥く長さがシビアなので、ペンチ等を使って長さをそろえてあげると良いでしょう!
MCC VS-L1623 VVFストリッパーのスケール
MCC VS-L1623 VVFストリッパーは真上から見たときにもスケールが見えるようになっています。
しかもケーブルとまっすぐ水平に目盛りが付いているのでピッタリ被覆を剥くことが出来ますよ。
【比較3】左利きでも扱いやすいのは?
ホーザンP-958 VVFストリッパーを左手でつかう
ホーザンP-958 VVFストリッパーは左利きでもほぼ全部の機能を使うことができます。
ただ1つだけ、スケールの目盛り表示が右利き用に製造されています。
左手でスケールを使おうとした場合、ホーザンP-958 VVFストリッパーの先端をお腹の方へ向けてあげる等しないといけないのでちょっと大変かも。
ビクター 6003VA VVFストリッパーを左手でつかう
ビクター 6003VA VVFストリッパーを左手で使うとひっくり返して使うことになります。
使えないことはないのですが、スケールの目盛りも影になって見えにくいなと感じました。
MCC VS-L1623 VVFストリッパーを左手でつかう
MCC VS-L1623 VVFストリッパーは左利き専用工具ということもあり、左利きだととても扱いやすいです!
業界初で他のVVFストリッパーには無いので左利きならばこの工具で決まりでしょう。
電気工事士技能試験用VVFストリッパー3選レビュー総合評価まとめ!
商品 ※レビュー記事へ | イメージ画像 | アマゾンプライム 価格(税込) | サイズ | ストリップ 速さ | ストリップ 自動調節 | ケーブル切断 | のの字 プライヤー | 利き手 |
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【左】 ホーザン P-958 | 2,900円 | 女性でも操作しやすい 小さめのハンドル | 速い | なし | できる | あり | ほぼ右利き用 | |
【中央】 ビクター 6003VA | 7,691円 | 男性であればラクに 操作できるハンドル | とても 速い | あり | できない | なし | 右利き用 | |
【右】 MCC VS-L1623 | 6,311円 | 男性でも少々大きい ハンドル | とても 速い | なし | できない | なし | 左利き用 |
ホーザン P-958の性能・評価
ぼくがオススメなのはホーザンP-958 VVFストリッパーですね。
ケーブルストリップはもちろん、他にもケーブルカッターやプライヤー付きといった機能がたくさんあります。
ぼくが第二種・第一種電気工事士の技能試験で使った工具でもあります。
大げさではなく、ぼくはこのホーザンP-958 VVFストリッパーが無かったら絶対合格できませんでしたよ(笑)
ビクター 6003VAの性能・評価
ビクター 6003VA VVFストリッパーは切断やプライヤーといった機能は持たないものの、とにかく早く傷のつかないケーブルストリップができますね。
自動調節機能が付いたVVFストリッパーといえばこの工具だけです。
ケーブルを傷つけず欠陥無しで作品完成をめざすのであれば、間違いくビクター 6003VA VVFストリッパーを持っておくべき!
MCC VS-L1623の性能・評価
MCC VS-L1623 VVFストリッパーは左利きの人ならば持っておきたい1本ですね!左利きならではの使いにくさを無くしてくれたこのVVFストリッパーは嬉しい限り。
ただ、左利きだとしてもホーザンP-958やビクター6003VAでも全く使えないわけではないので、気に入った機能があれば他のVVFストリッパーを検討するようにしましょうね!
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