みなさん、こんにちは。おかぴです。
ベジタリアンやヴィーガンの方のお肉の代用として知られていた大豆ミート。
最近では「低カロリー・低脂質・コレステロール0」でヘルシーなことから、ダイエットに関心のある人や健康志向の人からも注目を集めています。
でもいざ挑戦してみようと思うと、「どんな種類があるのか?」「何を選べばよいのか?」とわからないことも多いかと思います。
今回は目的や用途に合わせた大豆ミートの選び方と、おすすめの大豆ミートについてご紹介します。
大豆ミートにチャレンジしてみたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
大豆ミートとは?
ダイエット食材としても注目
そもそも大豆ミートとは、大豆から油を搾って残ったものを繊維状に加工して、加熱・乾燥させたもの。
カロリーはお肉の1/4~1/2、脂質は100gあたり1.0gほど、植物性たんぱく質や食物繊維もたっぷり含まれるため、ダイエット食材としてもおすすめです。
大豆ミートについてもっと詳しく知りたい!という方はこちらの記事を参考にしてみてください。
大豆ミートは大きく分けて3種類
大豆ミートは大きく分けると3種類あり、料理に合わせて使い分けます。
<大豆ミートの種類>
①ミンチタイプ
②バラ肉タイプ
③ブロックタイプ
ミンチはハンバーグ、バラ肉は生姜焼き、ブロックは唐揚げを作りたいときなどに使います。
味付け次第で様々な料理に変身するのも大豆ミートの魅力の1つです。
大豆ミートは戻してから使うのが基本!
大豆ミートは基本的に乾燥された状態で販売されています。
そのため、食べる際には「湯戻し→水洗い→水絞り」の工程が必須。
よく洗うことが大豆特有の臭みを消すポイントです。
下処理した大豆ミートは、しょうがやにんにく、しょうゆなどで下味をつけて料理に活用することで”まるでお肉”のような味わいになります。
詳しい戻し方はこちらの記事をチェックしてみてください!
大豆ミートの魅力
大豆ミートには身体にも良いことがたくさんあります。
①低カロリー&低脂質
大豆ミートはお肉に比べてカロリーが約1/2~1/4と超ヘルシー。
また脂質は100gあたり約1.0gと、豚バラ肉と比べると約1/35と超低脂質な食材です。
カロリー制限や脂質カットをしている人には、大豆ミートはおすすめです。
②良質な植物性たんぱく質
大豆ミートにはお肉と変わらないくらいのたんぱく質が含まれています。
主原料が大豆なので、たんぱく質も植物性のもの。お肉に含まれるのは動物性たんぱく質です。
しかもアミノ酸スコアが満点の100と良質なたんぱく質がおいしくとれちゃうんです。
③大豆イソフラボン
豆乳などに含まれて、女性ホルモンと似た働きをすることで知られている大豆イソフラボンも大豆ミートからとることができます。
強い抗酸化作用から、アンチエイジング効果も期待できます。
④便通改善に役立つ食物繊維
大豆ミートには100gあたり、キャベツ3個分もの食物繊維が含まれています。
一方でお肉には食物繊維が0g。
腸の働きを助けて、便通改善の効果が期待できる食材です。
大豆ミートはコスパも良い
せっかく身体に良い食材でも、コスパが悪かったら試そうとはなりませんよね。
実は大豆ミートはお肉と比べてコスパがとても良い食材なんですよ!
・ミンチタイプは100gでたったの50円!
・豚ひき肉と比べると価格は約1/2!
・大豆ミートは戻すと3~4倍の量になる!
さらにお肉とは違って、常温で1年以上は保存できるので、保管にも便利。
まとめ買いしておいて、食べきれずに冷凍庫を圧迫する…なんてこともありません。
大豆ミートの選び方
ネットで検索しただけでもいろいろな種類が出てくる大豆ミート。
初めての人は特に何が違うのかよくわかりませんよね。
そこで、大豆ミートを購入する際の選ぶポイント6つをまとめてみました。
①初心者なら湯戻し不要タイプ
②コスパで選ぶなら大容量タイプ
③手軽に味わうならレトルトタイプ
④大豆で選ぶなら国産大豆タイプ
⑤環境配慮+安全性で選ぶならオーガニックタイプ
⑥お弁当にも使えて便利な加工品タイプ
扱いやすい湯戻し不要の大豆ミート
乾燥タイプと違って、湯戻しされた状態でパック詰めされているタイプの大豆ミートもあります。
軽く下味もついているので、封を開けてそのまま料理に使えて便利なのがポイントです。
下処理が面倒、やり方がよくわからないという人でも簡単に使える大豆ミートです。
コスパならたっぷりサイズの大豆ミート
大豆ミートはスーパーでも購入できますが、たくさん使いたい人にとっては少々割高。
「いろいろな大豆ミート料理を作ってみたい!」という場合は大容量のものを買うのがおすすめです。
お肉と違って、乾燥しているので保存にも便利。
使う分だけ湯戻しすれば、余っちゃうということもありません。
手軽さがうれしいレトルトの大豆ミート
大豆ミートを使ったカレーやミートソースのレトルトも販売されています。
ヘルシーでも味は美味しいものばかり。
お肉はちょっと重いかなという時やお昼に困ったときにもおすすめです。
大豆にこだわる人は国産大豆タイプの大豆ミート
大豆ミートを試してみたいけれど、使われている大豆がきちんとしたものなのか不安に感じる人もいるかと思います。
そういう人におすすめなのが国産大豆を使用した大豆ミート。
ときどき「国内加工」と記載してある商品も販売されているので注意しましょう。
環境配慮+安全性のオーガニック大豆ミート
オーガニック大豆ミートの良さは「遺伝子組み換え作物不使用」+「農薬・化学肥料不使用」であること。
環境保全の面でも食の安全性の面でもおすすめです。
海外輸入品でも有機JASマーク記載のものはオーガニックとなっているので、チェックしてみてください。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
お弁当にも使えて便利な加工品タイプの大豆ミート
最近ではハンバーグや唐揚げなど、国内のお肉加工メーカーからも大豆ミートを使った加工品がたくさん販売されています。
スーパーで購入できて、調理の手間がいらない手軽さもポイントです。
扱っているスーパーや売り場についてはこちらの記事でまとめてあるので、参考にしてみてください。
おすすめ大豆ミート12選【用途・条件別】
おすすめ① 初心者ならコレ!
とりあえず試してみたい!という人には、味が美味しいものが一番。
soycleの大豆ミートは”発芽大豆”から作られているので、大豆特有のにおいが抑えられていて非常に食べやすいです。
おすすめ② 国産大豆使用ならコレ!
国産大豆で探している人は、「グリーンズベジタリアン」の国産大豆ミートがおすすめ。
湯戻しすると2~3倍に膨れるので、量もたっぷり使えます!
おすすめ③ オーガニックならコレ!
オーガニック大豆ミートで探すなら、「アリサン」の商品がおすすめ。
有機JAS認定も受けており、安心して食べることができます。
おすすめ④ コスパで選ぶならコレ!
コスパで選ぶなら1㎏入っている大豆ミートを選ぶのがお得。
個人的に一番使いやすいのはミンチタイプ。
こちらのグリーンズベジタリアンのそぼろ大豆ミートは1㎏で1,490円(税込)、送料込みと格安です。
おすすめ⑤ ハンバーグ・ミートソースを作るならコレ!
ハンバーグ以外にもキーマカレーや麻婆豆腐を作るときにも使えるミンチタイプ。
1㎏はちょっと多いかも…という人にもちょうどいいサイズかと思います。
もっといろいろ作りたい!という人はぜひ大容量のミンチタイプを購入してみてください。
おすすめ⑥ 生姜焼き・野菜炒めを作るならコレ!
フィレタイプを使って、焼肉やオイスターソース炒めなどを作るのもおすすめ。
「まめやのお肉」は、お肉のような食感や見た目で評判も良いです。
おすすめ⑦ 唐揚げ・肉じゃがを作るならコレ!
「まめやのお肉」の大豆ミートは、大豆に植物性タンパクをつなぎとして使用することでくずれにくいのがポイント。
料理に使ってもボロボロなりにくいですよ。
定番の唐揚げも下味をしっかりつけて作ると、お肉のような味わいになります。
おすすめ⑧ ギョーザならコレ!【加工品】
動物性原材料不使用で、大豆ミートを使ったベジタリアン向けヘルシー餃子。
手軽に食べられる点もポイントです。
おすすめ⑨ ソーセージならコレ!【加工品】
大豆ミートで作ったソーセージもあります。
普通のソーセージと同じように、ボイルか焼いて食べるのがおすすめ。
お弁当に入れたり、ホットドッグのようにパンにはさんで食べましょう。
おすすめ⑩ レトルトならコレ!【加工品】
大豆ミートを使ったレトルトの商品もたくさんありますが、VEGANマークがついているのは意外と少ないです。
「KAGOME」の大豆ミートキーマカレーはヴィーガン対応。
味も美味しいのでおすすめです。
おすすめ⑪ スーパーで買うならこれ!【乾燥タイプ】
スーパーで買える大豆ミート商品も多数ありますが、加工品だと扱っているスーパーはまちまち。
マルコメが販売している「大豆のお肉 乾燥タイプ」は、スーパーの乾物コーナーや豆製品コーナーに置いてあることが多く、1袋約100gと使いきりサイズでおすすめです。
おすすめ⑫ スーパーで買うならこれ!【加工品】
大塚食品公式サイトから引用
ハンバーグ以外にもハムや肉団子など様々な商品がある大豆ミート製品。
スーパーで買えるものも多いですが、イチオシは大塚食品から販売されている「ZERO MEAT」。
中に入っているチーズは豆乳で出来ている乳不使用チーズです。
まとめ
今回は大豆ミートを試してみたい!という人に向けて大豆ミートの選び方&おすすめ商品を紹介しました。
作りたい料理や条件に合わせてお好みの大豆ミートを探して、試してみてください。
それではこのあたりで失礼します。