世の中には、様々な空調機が各商業施設、工場、病院などに納入されています。
空調メーカー歴8年目の現在も空調サービスマンとして在職中の会社員が
今回は、空調機の種類について簡単にですがご紹介していこうと思います。
そもそもパッケージエアコンとは?
オフィスビルや工場、病院などに納入されている業務用空調機になります。
家庭用のエアコンとは違い、建物の天井や天井裏に設置されているので、普段私たちの目につかない部分にあることが多いです。
詳しくは、下記に詳細の記事を書いておりますので、是非確認してみてください↓↓↓
空調機の種類
パッケージエアコンには、用途・場所によってそれぞれ適したエアコンがたくさんあります。
今回は代表的な種類をご紹介していこうと思います。
①店舗用パッケージエアコン
こちらは一般的な業務用空調機になります。
室外機1台に対して室内機1台の組み合わせです。
容量によっては、室内機2台になったりもします。
主な納入場所:スーパーはもちろん商業施設、病院など
②ビル用パッケージエアコン
オフィスビルや工場など室内が広い場所に設置される空調機になります。
こちらは製品の容量が大きく、室外機1台に対して室内機2~8台の組合せです。 (フロアの広さや設置台数により室内機の台数は変動)
室外機の容量=室内機の容量×室内機の台数
それぞれのフロアでの温度や風量などを個別で調整する事が可能です。
主な納入場所:ビル、工場、病院などの中大規模の建物
③外気処理パッケージエアコン
こちらの空調機は、外気を取り込み、新鮮な空気を取込つつも冷暖房も行う事ができる空調機です。
外気処理エアコンの特徴
・快適な換気を行える
・室内に外気を取り込む際に熱交換器により空調熱負荷の低減
建物では、換気を行う際に窓を開けて換気をするのが一般的だと思いますが、空調機が動作している中で開けてしまうとせっかく温度調節された温度が外気に逃げてしまいます。
外気処理エアコンを使用する事で、室外空気を内部の熱交換器で室温に近づける事ができその空気を取込む事ができます。
その結果省エネにも繋がるという事です。
主な納入場所:ビル、工場、病院などの中大規模の全般施設
④オールフレッシュパッケージエアコン
こちらも設備用エアコンとなります。
常に新鮮な空気を取り入れて空調を行いたい施設に納入されている事が多い空調機になります。
こちらも上記外気処理エアコンと同様外気負荷を低減できる特徴があり、室内機の容量小型化なども可能になります。
主な納入場所:空気が汚れてはいけない食品工場、研究施設など
まとめ
如何でしたでしょうか?
今回は、パッケージエアコンの種類、特徴についてご紹介致しました。
今回ご紹介した種類以外にも特徴的な製品はたくさんありますので、あくまで一部のご紹介となります。
少しでも空調の事に興味をもって頂けたら嬉しいです!
読んで頂きありがとうございました!
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