2020年を振り返って

みなさん、こんにちは。おかぴです。

今日で2020年も終わりですね。
社会的にはコロナウイルスで目まぐるしく変化していく生活に落ち着く暇がなかった一年でした。

緊急事態宣言が発令され、耳なじみのない「ソーシャルディスタンス」や「ロックダウン」といった言葉に戸惑った日も、なれていないマスクを着けて外出するようになった日も、もうだいぶ生活に溶け込み、昔のことのように感じます。

個人的には体調を崩し、仕事を辞めたことからブログを始めたことまで変化と転機になった一年でした。

2019年冬～年明けにかけてこころの面で不調になり、閉じこもり、仕事も2020年5月に辞めました。
体調が回復するまでは半年近くかかりましたが、その間に今までできなかった分のんびりしたり、自分を見つめなおすことができました。まあ正直半年間何をしていたかと聞かれたらあまり思い出せませんが…笑

挫折と喪失と希望と

仕事を辞めるということは自分にとっては思っていたよりも大きなことだったようで、辞めてから立ち直るまで時間がかかりました。

その時は「仕事＝人生を捧げて努力する道」と考えていたし、それだけ想いを込められる仕事でもありました。人生の目標が急になくなったわけなので、何のために生きて行けばいいのか路頭に迷いました。

また、辞めるに伴い仕事関連の多くの友人・知人とのつながりを失いました。辞めた当初は申し訳なさもあり、連絡をすべきか、まだつながれるのでは、と思っていましたが今では連絡をしなくてよかったかなと思っています。

休んでいる間にぼーっと昔のことを思い返しているうちに、こころに余裕がないまま生きていたことに気づかされました。この発見は自分の中では大きかったです。

周りのやさしさをプレッシャーに感じてしまうほど追い込まれていたのでしょう。
一生懸命といえば聞こえは良いですが、実際はハリネズミのように自分を守ろうとするあまりに周りも傷つけ、諸刃の剣のように同時に自身のこころも傷つけていました。

追い込まれていた環境から解放されて、自らの過ちにも気づけましたし、HSPという自身の特徴についても知ることができました。まだ受け止めるまでは至っていませんが、己を良く知ることができた点では前進できたのではないかと思います。よかったです。

じっくり時間をかけて内観したところから、外の世界に目を向ける段階ではまた悩みがありました。

そこで大きなきっかけとなったのは親友でこのブログの相棒でもあるティーラです。

彼は私が体調を崩したことや仕事を辞めたことを聞いて、たいそう驚いていましたが、同時にとても心配をしてくれました。
休んでいる間も定期的に遊びに誘ってくれたり、卓球を一緒にしたりと、とても親身になってくれました。人と話すことや体を動かすことは科学的にも精神を安定させる効果があるようで、私にとっても日常を取り戻す役目を果たしてくれていたと感じます。

さらに大きな変化だったのは、彼から「一緒にブログをやらないか？」と誘われたことでした。
誘われたときは本気でやろうと思ってはおらず、時間もあるから挑戦してみようかな、くらいでした。

いざ挑戦してみると知識も０で文章も書いた経験も少ないため、難しさがあるものの、こころが苦しくなるようなことは一切なく、むしろ充実感がありました。今考えてみると、夢や目標を失ってからっぽだった私に黙々と打ち込めるものを提供してくれたのはとてもありがたかったと感じます。

そうしてブログを通して外の世界とのつながりを再び持ち始め、次第に気持ちも前向きに変わっていきました。

感謝と目標と願いと

不慣れなブログですが、なんだかんだで投稿が続いています。
まだまだ趣味の範疇を抜けきっていないとは思いますが続けることが大切だと思うので、これから先、3か月・半年・1年と投稿していきます。

こうやってブログを続けていられるのも、ブログを通して気持ちが前向きに変化していったのも偏にティーラのおかげです。この場を借りて感謝を伝えたいと思います。本当にありがとう。

そして意外なことに文章を書くのが苦手だと思っていた私にブロガーが合っていたのだろうと思います。巡り合わせとは面白いものですね。

さて、新年を迎えるにあたって、「じゆ～じん」と「個人」において目標を立てておこうと思います。

「じゆ～じん」のブログに関しては、趣味から1人でも誰かのためになるブログへの進化が必要だと思っています。そのためには上辺だけの情報だけでなく、みなさんが気になっていることに親身になって自らが調べ、体験して発信をしていくことが必要だと感じます。

１つでも心を込めた記事を増やしていくことで、決して派手ではないし、格別に面白いわけではないけれど読みたくなる、「おばあちゃんのおにぎり」のようなホッとなるブログにしていけたら良いです。

個人では、失うことの一方で支えられることを体感したので、来年は周りの人々や出来事、巡り合わせなどに感謝を忘れずに生きることを念頭に置いて過ごしたいと思います。
そしてHSPである自身のことをよく理解して、私は私なりの生き方も探っていきたいと思います。転んでも倒れても慌てず焦らず一歩ずつ着実に。

最後に来年は多くの皆様に笑顔が生まれますように。
明けない夜はないと信じて。

それではこのあたりで失礼します。よいお年を。