令和3年度(2021年度)に出題される、第二種電気工事士技能試験の候補問題No.4について解説します。
基本的な複線図の描き方についてはこちらの記事を参考にしてくださいね!↓↓
また、この複線図では白線(非接地線)を青色で記載しています。(3色ボールペンで描くときに合わせています)
では早速見ていきましょう!
2021年度 第二種電気工事士 技能試験 候補問題No.4 複線図の描き方
- 器具を描く
- 白線(接地側)を描く ⇒ 電源~コンセント&負荷(スイッチ以外)
- 黒線(非接地側)を描く ⇒ 電源~コンセント&スイッチ
- 黒線・白線・赤線を描く ⇒ スイッチ~負荷
- 電線どうしの接続方法をチェックする
【手順1】器具を描く
1番最初は、単線図に描かれている器具を同じ位置に描きます。
【手順2】白線を描く ⇒ 電源~コンセント&負荷
手順2では白線を電源~コンセントと負荷(スイッチ以外)へ描きます。
今回は予想施工条件に配線用遮断器(端子台)の記号Nの端子、200V回路の電源配線S相に白線を結線することとなっています。
【手順3】黒線を描く ⇒ 電源~コンセント&スイッチ
手順3では黒線を電源~コンセントとスイッチへ描きます。
スイッチの渡り線は必ず黒線なので他の色で描いてはいけません!注意しましょう。
また、今回は予想施工条件で200V回路電源R相は赤色、T相に黒色を使用することとなっています。
電源表示灯は2線(黒・白)で、電動機は3線(黒・白・赤)を接続するように描きましょう。
【手順4】黒線・白線・赤線を描く ⇒ スイッチ~負荷
手順4では黒線、白線、赤線をスイッチから負荷へ描きます。
今回はスイッチから伸びる電線は赤色を使いましょう!
【手順5】電線どうしの接続方法をチェックする
最後は電線どうしの接続は何で行うか施工条件をチェックしましょう。
今回は左側結線が差込型コネクタ、右側結線がリングスリーブです!
圧着マークが良くわからない!という人はこちらのリングスリーブのサイズを簡単に覚えるコツにて解説していますので参考にしてくださいね!
2021年度 第二種電気工事士 技能試験 候補問題No.4 複線図の描き方まとめ
今回は、初心者向けに第二種電気工事士技能試験 令和3年度 候補問題No.4 複線図の描き方について解説しました!
ほかの候補問題について解説が欲しい方は、こちらに一覧でまとめていますので参考にしてください!↓↓
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