令和4年度(2022年度)に出題される、第二種電気工事士技能試験の候補問題No.5について解説します。
基本的な複線図の描き方についてはこちらの記事を参考にしてくださいね!↓↓
また、この複線図では白線(非接地線)を青色で記載しています。(3色ボールペンで描くときに合わせています)
では早速見ていきましょう!
2022年度 第二種電気工事士 技能試験 候補問題No.5 複線図の描き方
- 器具を描く
- 白線(接地側)を描く ⇒ 電源~コンセント&負荷(スイッチ以外)
- 黒線(非接地側)を描く ⇒ 電源~コンセント&スイッチ
- 黒線・白線・赤線を描く ⇒ スイッチ~負荷
- 電線どうしの接続方法をチェックする
【手順1】器具を描く
1番最初は、単線図に描かれている器具を同じ位置に描きます。
【手順2】白線を描く ⇒ 電源~コンセント&負荷
手順2では白線を電源~コンセントと負荷(スイッチ以外)へ描きます。
今回は接地極付き200Vコンセントへ赤色の線を描いていますが、白色の線と同じように考えましょう!
【手順3】黒線を描く ⇒ 電源~コンセント&スイッチ
手順3では黒線を電源~コンセントとスイッチへ描きます。
スイッチの渡り線は必ず黒線なので他の色で描いてはいけません!注意しましょう。
【手順4】黒線・白線・赤線を描く ⇒ スイッチ~負荷
手順4では黒線、白線、赤線をスイッチから負荷へ描きます。
また今回は特別でアース線がありますので、接地端子(ET)から接地極付きコンセントへ緑色の線を付け加えておきましょう。
【手順5】電線どうしの接続方法をチェックする
最後は電線どうしの接続は何で行うか施工条件をチェックしましょう。
今回はリングスリーブや差込形コネクタを併用して結線する予想ですので、施工条件をよく読んで電線どうしの結線を行いましょう!
今回は1ヶ所マークを描いていない箇所だけが差込形コネクタで接続となりそうです。
圧着マークが良くわからない!という人はこちらのリングスリーブのサイズを簡単に覚えるコツにて解説していますので参考にしてくださいね!
2022年度 第二種電気工事士 技能試験 候補問題No.5 複線図の描き方まとめ
今回は、初心者向けに第二種電気工事士技能試験 令和4年度 候補問題No.5 複線図の描き方について解説しました!
ほかの候補問題について解説が欲しい方は、こちらに一覧でまとめていますので参考にしてください!↓↓