- 転職理由に「結婚」はマイナス…?
- 子どもについて書いたほうが良いの?
- 「結婚」のおすすめの書き方を教えて!
結婚は「大きなプラス」となる転職理由です。
独身には無い「家族を守る」責任感をアピールできます。
ぼくはビルメン歴6年目の副責任者です。応募者の書類選考も担当しています。
当記事では、ビルメン志望者のために転職理由「結婚」の書き方とコツ・例文を解説します。
この記事を読めば、未婚・既婚・子持ちでもビルメン企業に説得力のある転職理由を書くことができます。
家族のため「福利厚生」が良い企業を選びたいところ。
条件の良い企業を見つけるため、転職エージェントも併用していきましょう。
転職理由とは
転職理由は「長く働いてくれる人か?」をチェックするツール。
採用者に「長く働いてくれそうな人だ」とイメージさせるには「入社後あなたができること」のアピールが重要です。
転職理由には「あなたができること=自己PR(あなたの強み)」を含めて書きましょう。
ビルメン志望用の自己PRの書き方は別記事で解説しています。
転職理由は「志望動機」にも使える
「志望動機」は3つ組み合わせると、簡単に完成します。
志望動機=志望理由+転職理由+自己PR
上記のうち「転職理由+自己PR」で、転職サイトのオファーを利用できます。
オファーには優良企業が隠れており、書類選考の免除などメリットがとても多いです。
転職理由「結婚」のときの注意点
転職理由を「結婚」にするときの注意点を解説します。
- 書類には子どもについて書かない
- 福利厚生の良い企業にする
- 正社員を無理に選択しない
書類には子どもについて書かない
以下のような「子ども」について書類に書くことは避けましょう。
- 子どものため時間を確保したい
- 産休後も働きたい
- 育休も取りながら仕事も両立したい
企業にとって「長期休暇」や「退職」は避けたいもの。
「育休・産休体制」が整っていない企業もあります。
書類選考の時点では、子どもの内容を書かずに控えるべきです。
面接では「子ども」についてよく聞かれます。面接対策は必須です。
また「育休」や「産休」の質問は「面接」で聞くと良いでしょう。
質問するコツは「応募企業の子持ち社員はどう家庭・仕事を両立しているか」を聞くこと。
詳しい質問方法、面接対策は別記事で解説します。
福利厚生の良い企業を選ぶ
結婚して家族を考えると「福利厚生」が整った企業を選びたいですね。
特に子ども優先なら「産休」や「育休」取得率が高い企業を選びましょう。
「産休」は産前6週間~産後8週間の働くすべての女性が取得できます。
「育休」は以下の条件を満たす必要があります。アルバイト、契約社員でも適用されます。
- 同じ会社で1年以上勤務
- 子どもが1歳になったあとも契約が継続している
- 労働日数が週2日以下ではない
正社員を無理に選択しない
正社員にもデメリットがあります。
- 正社員は責任が重い
- 時間の融通が利かない
- 結婚後は仕事と家庭の両立が大変
アルバイトや契約社員は低収入の恐れがあります。
しかし、結婚はあなた一人の問題ではないため、パートナーとの話し合いがとても大切。
パートナーと話し合い、無理のない雇用形態(正社員、契約社員、パートなど)を選択しましょう。
転職理由「結婚」を書くメリット
転職理由を「結婚」にするメリットを解説します。
- 前向きに伝えやすい
- 出会い目的ではないと伝えられる
- 休暇が取得しやすくなる
前向きに伝えやすい
結婚は前向きにアピールしやすいです。
例えば「家族のために安定した職場で長く働きたい」と書けます。
独身には無い「家族を守る」という責任感・真面目さを伝えることができます。
出会い目的ではないことが伝わる
「出会い目的」で転職しようとする人もいます。
特に独身男性に多いです。
企業にとって「社内恋愛」はデメリットがたくさんあります。
- 周囲が気を遣う
- 別れたときの仕事効率の低下
- 退職のリスク
「結婚」について書くことで、社内恋愛のリスクがないことを企業に伝えられます。
ビルメンは男性が多いイメージ。しかし、女性を多く採用するビルメン企業もあります。
以下のような場所には、男性は簡単に入室できないからです。
- 女性トイレ
- 女子更衣室
- 授乳室
ビルメンとして働く女性もたくさんいます。
女性の多い企業にとって、男性は「結婚」を転職理由に書くことで評価が高くなります。
休暇が取得しやすくなる
「結婚」を伝えておくことで「休暇」を取得しやすくなります。
- 有給休暇
- 時短勤務
- 産休・育休・介護休暇
ただし、休暇を良しとする企業ばかりではありません。
「子ども都合の休暇」など理解がある企業を見つけましょう。
ビルメン志望用|転職理由「結婚」を書く順番とコツ
ビルメン志望用の転職理由は、次の順番で書きます。
- 仕事姿勢
- 転職する理由
- ビルメンの良さ
- 自己PR
それぞれ4段階ごとにコツを解説していきます。
①「仕事姿勢」は具体的にする
1番目に「仕事の姿勢」で現職でも前向きに仕事をしてきたことを伝えます。
前向きに仕事をしてきたことをアピールするために「具体的」に書きましょう。
例えば「現職でビルメンを頑張ってきた」ではなく「3年間、20階建てのオフィスビルに常駐し業務効率の向上に勤めてきた」と詳しく書きます。
数字を入れると具体的になります。意識して数字を入れるとよいでしょう。
②「転職する理由」は前向きに書く
2番目に「転職する理由」を前向きな表現に変えます。
今回なら転職理由は「結婚」です。あなたの状況に合わせて「前向きな表現」に変えましょう。
具体的な前向きに変えて書く方法は、後半の「書き方・例文」で解説します。
前向きに書くのであって、ウソは禁物!
正直に書くと、待遇や仕事内容を配慮してもらえることもあります。
③「ビルメンの良さ」は自己PRと組み合わせる
3番目にビルメンを選んだ理由を伝えます。
まずビルメンの仕事のなかで、他の職種には無い「ビルメンの良さ」を考えていきます。
「ビルメンの良さ」は次のようなもの。
- たくさんの機械に触れられる
- お客様から感謝される
- 縁の下の力持ちになれる
- ビル内で仕事を完結できる
- チームで協力しながら仕事ができる
以上から「自己PR=あなたの強み」が活かせる内容を選びましょう。
ビルメンの良さなので「どの職種でも良いわけではない」ことをアピールできます。
④「自己PR」はビルメン企業が求める人をもとに考える
最後に「自己PR」で入社後ビルメンとして自分の強みを活かしたいと伝えましょう。
自己PRは「ビルメン企業が求める人」をもとに考えます。
自己PRとして使える「ビルメン企業が求める人」は次の通り。
- ビルメン経験がある人
- 設備の知識がある人
- 資格を持っている人
- 対応力がある人
- コミュニケーション力がある人
上記から「ビルメンの良さ」と組み合わせてみましょう。
例えば「コミュニケーション力がある人」は「ビルメンはチームで協力して仕事するため、コミュにケーションが得意な私の強みを活かせる」と書けます。
ビルメン志望者向けの自己PRの考え方は別記事で解説しています。
ビルメン志望用の転職理由「結婚」の書き方・例文
「結婚」による転職理由は、以下3パターンの伝え方がおすすめです。
- 転居
- 環境改善
- 安定
①結婚による転居のため
「結婚による転居」は企業から理解されやすいです。
- パートナーと暮らすため
- 親の介護サポートのため
- 地元で安定して働くため
以上のように、どの転居でも問題なし。あなたの状況を正直に書きましょう。
【例文】
現職で3年間〇〇分野の業務を担当し常に効率化を図ってきました。
前職は良い職場でしたが、結婚による転居のため転職を決意しました。
ビルメンにはすぐ近くでお客様から感謝される良さがあります。
私が今までに培ってきパソコンスキルと迅速な情報共有を活かして、不具合対応の効率化と客先から常に感謝される設備員を目指して長く活躍したいです。
②家庭環境の改善のため
家庭環境を整える転職だと伝えます。
「前職では家庭と仕事の両立が難しい理由」を具体的に書きましょう。
両立が難しい理由は以下のようなものがあります。
- 長期出張がある
- 通勤距離が長い
- 全国転勤がある
転職することで、悩みが解決できることを伝えましょう。
【例文】
私は5年間電気工事士で常に勉強とコミュニケーションを積極的にとるように勤めてきました。
結婚により生活が変化し、往復2時間の通勤と1週間の長期出張により家族時間の確保が難しくなったため家庭環境を整える目的で転職を決意しました。
ビルメンも電気工事士と同じくチームで仕事をしていくスタイルに興味をもちました。
電気の知識を活かし、さまざまな機械の点検と不具合対応ができるよう勤めていきたいです。
③安定して長く働きたいため
家族のために安定して長く働きたいと伝えます。
「家族を守る」という前向きにアピールしやすいです。
【例文】
7年間営業として常に笑顔と丁寧な対応を心がけ、現在も会社に勤めております。
結婚し家族ができ、歩合制による評価ではなく安定して長く勤められる職業に就きたいと思い転職を決意しました。
人のためになる仕事を続けたく、営業経験で磨いた「臨機応変」に対応できるスキルを活かせるビルメンに魅力を持ちました。
懸命に働くビル従業員の縁の下の力持ちとして、笑顔と丁寧な対応も忘れず活躍したいです。
まとめ
今回は転職理由「結婚」の書き方と例文を「ビルメン志望者向け」に解説しました。
転職理由「結婚」の書き方は以下3つがおすすめ。
- 結婚による転居
- 家庭環境の改善
- 安定して長く働きたい
ビルメン志望用の転職理由で、無事に転職を成功させましょう!
福利厚生の良い企業を見つけよう!
転職理由「結婚」の書き方をビルメン志望者向けに解説しました。
ビルメン企業に提出する書類は上手に書けるはずです。
しかし、一番重要な「家族の時間」を確保できる企業に転職しないと、せっかくの結婚も台無しです…
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