今回は「泡消火剤が放出したときの対応」について解説します。
ぼくはビルメン歴7年目で、副責任者も担当しています。
当サイトを読めば「知ってよかった!」と思えるビル設備の知識が手に入ります。
- 「ビルメンに入社するのは不安…」
- 「困ったときの参考資料にしようかな」
- 「もっとビル設備を知りたい!」
どんな人でも、サラッと簡単に読めるようにしました。
ぜひご参考にしてください!
【状況】泡消化剤が放出した!
ある日、ぼくは家にいると突然、震度5強の地震が発生しました!
地震のあとに会社の電話が鳴り、「泡消化剤が吹いたから早く来てくれー!」と応援要請がありました。
泡消化剤とは、自動車火災などを「泡」で消火する薬剤のことです。
油火災は水で消火すると広がってしまいます。
泡なら窒息させて消火するので、火災は広がらずに済みます。
【原因】地震で泡消火配管が破損したから
今回、泡消火剤が放出した原因は「地震で泡消火配管が破損して、ポンプが運転したから」でした。
【対応】泡消火剤の処理・泡が付いた自動車のチェック・専門業者に泡消火設備の復旧依頼
泡消火剤の処理は、ひたすら水をかけて泡を消しながら処理しました。
1フロアだけですが、泡消火剤の処理に7時間かかりました。
泡消火剤を処理した後、泡が付いた車をチェックしました。
泡消火剤は、自動車に付くと「塗装剥がれ」や「サビ」の原因となります。
泡消火剤が付いた自動車の持ち主に連絡し、後日不具合があればビル側で修理費を支払うことに…。
そして、泡消火設備を復旧してもらうため専門業者へ連絡しました。
ただ、他の多くのビルでも消火設備の破損があり、復旧に数日かかりました。
まとめ
今回は「泡消火剤が放出したときの対応」について解説しました。
もし地震により、帰宅困難者が出ると「非常食」や「携帯充電スポット」を提供するビルもあります。
ビルメンは地震や火災など「人の命」に関わる対応内容も多いです。
ビルメンの仕事をしている・したい方は、ぜひ早いうちに地震対応ができるよう準備しておくことをおすすめします!
この体験談の他にも、ぼくの「7年間の体験談」がまとまった記事も読んでみてくださいね!↓↓
また、ビルメンは「休み」が多く、「残業」が少ないので
ビルメンに就職すると「時間」がたくさんできます!
ビルメンの「メリット」や「注意点」をまとめたので、あわせて参考にしてくださいね!