- 残業が多いってどう書けばいいの…
- 日本人ってどれくらい残業してる?
- サービス残業も伝えていいのか教えて!
「月80時間以上の残業」は、労災認定されやすいと言われています。
健康障害のリスクが高まると言われています。
ぼくはビルメン歴6年目の副責任者です。応募者の書類選考も担当しています。
当記事では、ビルメン志望者向けに転職理由「残業が多い」ときの書き方とコツ・例文を解説します。
この記事を読めば「全く書き方が分からない人」でも、簡単に前向きな転職理由を書くことができます。
結論、36協定で定める残業の上限「月45時間、年360時間」を基準にします。
現状の残業時間が、36協定で定める残業の上限を超えていれば、充分な転職理由になります。
上限を超えていないときは、違う転職理由で代用しましょう。
サービス残業も含め、毎日何時間の残業をしているのか記録しておいてください。
また、残業が少なくなった分の「時間の使い方」を企業に貢献したいと書くことで好印象になります。
転職理由は「長く働いてくれる人か」を見分けるツール
転職理由は「長く働いてくれる人か?」を見分けるツール。
採用者に「長く働いてくれそうな人だ」とイメージさせるには「入社後あなたができること」のアピールが重要です。
転職理由には「あなたができること=自己PR(あなたの強み)」を含めて書きましょう。
ビルメン志望用の自己PRの書き方は別記事で解説しています。
転職理由は「志望動機」にも使える
「志望動機」は3つ組み合わせると、簡単に完成します。
志望動機=志望理由+転職理由+自己PR
上記のうち「転職理由+自己PR」で、転職サイトのオファーを利用できます。
オファーには優良企業が隠れており、書類選考の免除などメリットがとても多いです。
ビルメン志望用の転職理由「残業が多い」を書く順番
ビルメン志望用の転職理由は、次の順番で書きます。
- 仕事姿勢
- 転職する理由
- ビルメンの良さ
- 自己PR
それぞれ4段階ごとにコツを解説していきます。
①「仕事姿勢」は具体的にする
1番最初の書き始めは「仕事の姿勢」を具体的に書きます。
現職でも前向きに仕事をしてきたことを伝えるためです。
例えば「現職でビルメンを頑張ってきた」ではなく「3年間、20階建てのオフィスビルに常駐し業務効率の向上に勤めてきた」と詳細を書きます。
数字を入れると具体的になります。意識して数字を入れるとよいでしょう。
②「転職する理由」は前向きにする
2番目に「転職する理由」を前向きに書きます。
今回なら「転勤」の前向き表現を解説します。
具体的な前向きに変えて書く方法は、後半の「書き方・例文」で解説します。
前向きに書くのであって、ウソは禁物!
正直に書くと、待遇や仕事内容を配慮してもらえることもあります。
③「ビルメンの良さ」は自己PRと組み合わせる
3番目にビルメンを選んだ理由を伝えます。
まずビルメンの仕事のなかで、他の職種には無い「ビルメンの良さ」を考えていきます。
「ビルメンの良さ」は次のようなもの。
- たくさんの機械に触れられる
- お客様から感謝される
- 縁の下の力持ちになれる
- ビル内で仕事を完結できる
- チームで協力しながら仕事ができる
以上から「自己PR=あなたの強み」が活かせる内容を選びましょう。
ビルメンの良さなので「どの職種でも良いわけではない」ことをアピールできます。
④「自己PR」はビルメン企業が求める人をもとに考える
最後に「自己PR」で入社後ビルメンとして自分の強みを活かしたいと伝えましょう。
自己PRは「ビルメン企業が求める人」をもとに考えます。
自己PRとして使える「ビルメン企業が求める人」は次の通り。
- ビルメン経験がある人
- 設備の知識がある人
- 資格を持っている人
- 対応力がある人
- コミュニケーション力がある人
上記から「ビルメンの良さ」と組み合わせてみましょう。
例えば「コミュニケーション力がある人」は「ビルメンはチームで協力して仕事するため、コミュにケーションが得意な私の強みを活かせる」と書けます。
ビルメン志望者向けの自己PRの書き方は別記事で解説しています。
転職理由「残業が多い」の書き方と例文|ビルメン志望者向け
残業が多いときの転職理由の書き方を解説します。
残業が多いときの転職理由|書き方のポイント3つ
説得力のある転職理由を書くには、以下の「36協定で定める残業の上限」を基準にします。
- 月45時間
- 年360時間
あわせて「あなたの残業時間」を書きましょう。
具体的に数字を使って、残業時間を伝えてください。
「36協定で定める残業の上限」より残業が少ないときは企業に納得してもらいにくいです。
他の転職理由で代用しましょう。
また残業が減った分「時間をどのように使うのか」を書きます。
時間の使い方は以下がおすすめ。
- 資格取得
- 業務効率化
- ビル設備を学習
ビルメン企業に優遇される資格は、以下の通り。
- ビルメン5点セット
- ビルメン3種の神器
特に「ビルメン3種の神器」と呼ばれる資格は、転職に有利です。
資格取得に向け努力したいと書くと好印象になります。
資格の難易度と取得方法については、以下の記事で解説しています。
残業が多いときの転職理由|例文
私は3年間、施工管理士として工程管理やクライアントとの打ち合わせなど様々な仕事をこなしてきました。
残業が多く月80時間を超えることが多く、業務効率化の提案をするも労働環境の改善にはなかなか至らず転職を決意しました。
ビルメンは初めてですが、ビル利用者の近くで修理対応し感謝されたい想いと、また仕事内容も施工管理士と同じくチームワーク重視の仕事であるため挑戦したく応募しました。
もし残業が少なくなったときには電験三種の資格取得に向け努力したいと考えております。また電気の知識を活かし、ビル設備の点検と様々な不具合対応ができるよう勤めていきたいです。
転職理由「残業が多い」の書き方と例文|ビルメン志望者向け【まとめ】
ビルメン志望者向けに、残業が多いときの転職理由の書き方と例文を解説してみました。
「残業が多い」ときの転職理由を書くポイントは、以下の通り。
- 残業の上限「月45時間、年360時間」を基準にする
- 具体的な「現状の残業時間」を書く
- 残業が少なくなったときの「時間の使い方」を書く