「ビクター 6003VA VVFストリッパー」には、ストリップ作業時につかえるスケールが記載されています。
ただ、そのスケールには30mmまでの記載しかないのですが、ちょっと工夫をして100mmまで測定できるようにしておきましょう。
では、スケールを100mmまで延長させておくとどんなメリットがあるのでしょうか?
100mmまで測定できるようにする方法とあわせて、ちょっとしたコツをご紹介していきましょう!
「ビクター 6003VA VVFストリッパー」スケール長さ100mmまで測定範囲をのばす方法

【ステップ1】ケーブルに50mmと100mmの位置に印をつける

まずは、メジャー等を使っていらないケーブルに50mmと100mmの位置にペンで印をつける作業をしましょう。
電気工事士の技能試験でよく使うのは50mmと100mmの2つなので、基本はこの2か所に印をつけておくと良さそうです。
【ステップ2】ストリップ刃から50mmと100mmの位置に本体へ印をつける

続いては「ビクター 6003VA VVFストリッパー」本体へ印をつけていきましょう。
「ステップ1」で作業した印のついたケーブルをつかって「ビクター 6003VA VVFストリッパー」の刃から50mmと100mmの位置で印をつけましょう。
【準備完了】測定範囲が100mmまで増えました!

「ビクター 6003VA VVFストリッパー」本体に2つの印をつければ完了です。
たったこれだけ?と思いますが、これが作品をつくるときに役立ちます。
(写真では、なんだか印が消えかかっていますね(笑)マッキーペン等でしっかり印をつけておかないと技能試験本番で消えたら大変なので注意!)
スケール100mmまで測定できるようにしておくメリットは?

「端子台とブレーカー&ランプレセプタクル」結線時は50mmの印をつかう
ビクター 6003VA VVFストリッパー本体に付けた50mmの印は「端子台とブレーカー&ランプレセプタクル」結線時につかう印となります。
「端子台やブレーカー」を結線するときに剥く外装被覆の長さは50mmだとちょうど良くなります。
電気工事士の技能試験で端子台もしくはブレーカーが出題されたら迷わず50mmの印で外装被覆を剥いてしまいましょう。
また「ランプレセプタクルを結線」するときは、外装被覆の長さを40mm剥くと良いです。
もともと記載のある30mmスケールと今回つけた印50mmの間で外装被覆をストリップして40mm剥くことができますよ!
「ジョイント」部分は100mmの印をつかう
ビクター 6003VA VVFストリッパー本体に付けた100mmの印は「ジョイント」部分につかう印となります。
「ジョイント部分」で剥く外装被覆の長さは100mmだと全体的にも綺麗な作品ができあがります。
ちなみに、ジョイント部分で剥く外装被服は150mmでも良いですが、電気工事士の技能試験本番で支給されるケーブルには制限があります。
なので、ジョイント部分では100mmと少し短くしておくと良いでしょう。他の部分でケーブルを長く使えるようにできるので、余裕のある作品作りができますよ。
まとめ
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今回は「ビクター 6003VA VVFストリッパー」を使って100mmまで測定する方法とメリット2つについて解説しました!
また、「ビクター 6003VA VVFストリッパー」を持っていない人は自分の手をつかってケーブルの長さを測定することもできますよ!
ちょっとしたコツですが、やるのとやらないのとでは全然便利さが違いますのでぜひ試してみてくださいね。
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