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【レビュー・感想】茂木健一郎「すぐやる脳」のつくり方

レビュー すぐやる脳
おかぴ
おかぴ
みなさん、こんにちは。ブログ”じゆ~じん”のおかぴです。@ziyuzinblg

今日読んだ本は脳科学者として有名な”茂木健一郎さん”の著書です。
タイトルの通り、行動力・実行力のある「すぐやる脳」に生まれ変わるための方法が描いてあります。

実は私、テレビでは見たことがあっても、茂木さんの著書を読んだのは初めてでした。

脳科学者が故の知識と、実際に本人が実践しているからこその具体例があって、非常にわかりやすく実践的な本だと感じました。

・面倒ごとを後回しにしてしまう
・計画通りに進められない
・仕事の効率をUPさせたい

こういう想いのある人にはおすすめの本です。

📖この記事を書いてる人📖

年間0冊の読書嫌いから月20冊の読書好きになった26歳男性。
「読書嫌いへ自由に楽しむ面白さを!」をコンセプトにブログで本の魅力を発信しています。

瞬間トップスピードの習慣化

茂木流の仕事効率UPの方法の中で印象的だったのが、「迷いがない」こと。その中でも2つをご紹介します。

0秒でスタート

迷っていて、いつもうだうだ…あっという間に30分…
という経験のある人におすすめなのが「0秒スタート」

ウォーミングアップの時間はあえて作らないのがポイントです。
即やる。練習することで脳の回路が鍛えられていき、スピードがアップしていきます。

茂木さん自身、朝にデスクに座ってpcを開いたら0秒で文章を書き始めるそうです。
私もぐずぐずタイプなので、この記事を書くときに、悩むよりも先に手を動かして文章を書き始めてみました。

すると、意外と自分の頭の中に合った情報がスルスル~っと引き出されて、10分くらいで5割完成してしまいました。

ふりーだむ
ふりーだむ
ごはんなら0秒でスタートできるにゃ!

ToDoリストはいらない

0秒スタートを切るためには迷いをつくらないことが大切。
無駄な時間と脳へのストレスを減らすためのコツが、「一番重要なことに目を向ける判断力を鍛える」ことなんだそう。

読んでいてびっくりしたのが、茂木さん自身、手帳やスマホにToDoリストを作っていないんです。
なんでも、やることを並べたとしても現実はその通りに行くことがほぼないから。

ふりーだむ
ふりーだむ
たしかに、スケジュールを立ても全く同じように1日が終わるのはないにゃ…

茂木さんは、脳内で大まかな1日の流れをイメージしておいて、柔軟に変更できるようにしているそうです。

例えで分かりやすかったのが、映画のように1日のストーリーを脳内に作っておくこと。
私はイベント企画をやったことがあったので、自分の脳内で「1日使ったイベントを開催するなら?」とイメージすると考えやすかったです。

一流はよく遊ぶ

私が思ったのが、一流の人は「仕事=遊び」で考えてることです。

面白かった茂木流のアイデアが”ゲーミフィケーション”
目標となる時間や分量を設定して、ゲームを楽しむように仕事をするというもの。

例えば、私なら「記事を30分で書き上げる!」と決めてタイムアタックをやってみました。実際は50分かかってしまいましたが、それでも集中力は半端なかったと思います。

意図的に脳に負荷をかけて、楽しみながら成長していく過程は、茂木さんをはじめとして向上心を常に持っている人の共通点だと感じました。

「ぐずぐず脳」を「すぐやる脳」へ

今回は脳科学者”茂木健一郎さん”の著書『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方』をご紹介しました。

トップスピードに0秒スタートで到達する方法をはじめとして、すぐに実践できる内容が盛りだくさんでした。
脳に空き地をつくる話なんかも面白かったです。

思うように作業が進まない…ともどかしさを感じている方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
それではこのあたりで失礼します。