今日読んだのは『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』という本。
私自身、なんとなーく英語話せたら交友関係広がっていいなぁくらいに考えて手に取った本でした。
でもこの本、なかなか面白い。そこらで売られている英会話教材よりは、よっぽど分かりやすくて英語の壁を取っ払ってくれる本だと思います。
・英語に苦手意識のある人
・英会話ができるようになりたい人
・ビジネスで英語を使う場面がある人
中学高校以来英語なんてやってないよ!という日本人でもすーっと理解できる本です。
📖この記事を書いてる人📖
年間0冊の読書嫌いから月20冊の読書好きになった26歳男性。
「読書嫌いへ自由に楽しむ面白さを!」をコンセプトにブログで本の魅力を発信しています。
著者について
著者はスティーブ・ソレイシィさんと大橋弘祐さんの2名。
スティーブさんは、NHK「英会話タイムトライアル」にも出演されている英会話講師&著作家。(下記動画参照)
そして大橋弘祐さんも作家の方です。
釣り竿表現をマスターすればOK!
色々な場面で応用できる英語表現を本書では『釣り竿』と呼んでいます。
これがメチャクチャ便利で難しい単語がないんです。本当に中学校レベルの単語で事足ります。
記事では釣り竿の詳しい使い方は語りません。なぜなら本を読んだ方が圧倒的にわかりやすいから。
代わりに私が目から鱗が落ちるくらいびっくりした表現2つをお伝えしていきます。
お願いするときの「Would you~?」
<例文>
・相手の話が聞き取れなかったとき
「Would you say that again?」
(もう一度言ってもらえませんか?)
・写真を撮ってもらいたいとき
「Would you+写真を撮るポーズ」
(シャッターを押してもらえますか?)
このように文脈がわかるタイミングなら、「Would you+ジェスチャー」で意図が伝わるという超優れもの(表現)。
英語堪能な友人に、これって通じるの?と聞いたら、「余裕で通じる、わかるわかる」と言っていました。めっちゃ便利。
道を聞かれたときの「It’s that way.」
次に紹介するのは、なぜか日本人がビビりがちな道案内。
そもそも外国の方に英語で道案内する機会も少ないとは思いますが…
<例文>
・東京駅の行き方を聞かれたとき
「It’s that way.」
(東京駅はあっちです。)
これで十分なんだそう。もちろん、英語が堪能なら2つ目の信号を~~と話したほうが親切なのは確か。
でも、「えっと…次の角を左に曲がって…」などと考えて無言タイムが続くくらいなら、「It’s that way.」と言えばOKです。
日本人特有の“恥”に騙される人々
大切なのは意志を伝えること
本書を読んでいて、いかに日本人が恥を気にして言葉に詰まってしまうかよくわかりました。
学校では座学的な英語ばかり学ぶので、「道を教えてあげたい」と気持ちはあっても、頭でぐるぐる…
そして「うまく話せない=恥」が定着して、英語を学びたい人はぼったくり教材に手を出してしまう…なんという悪循環…
日本語でもカタコトだとしても想いがあれば、伝わります。それと一緒でまずは自分がどうしたいかが大事なのかなと思います。
最低限のコツ+楽しむ軸があれば上達する
本書でも語られていますが、英語上達の近道は
・自分で話して聞いてもらうこと
・そして自分が楽しんで意欲的に学ぶこと
この2つだと私も思います。
私はこの本を読んでみて、まずは自己紹介と趣味のアニメの話を海外の方とできたら楽しいなぁと思い浮かべました。
あとは、海外版のアニメを吹替えなしで観られたら楽しいだろうなぁ…って。
海外版声優さんのモノマネができるようになったら、アニメファンにはウケそうですね。笑
そんな感じで、自分なりに英語へのモチベーションを見つけて、最低限の表現を身につけたら、あとは”習うより慣れよ”が近道なんだと感じました。
英語への苦手意識を払しょくしてくれる一冊
今回は『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』をご紹介しました。
日本人の英語苦手意識を吹き飛ばしてくれる、超シンプルで超実践的な本です。
”英語を学ぶ”に対するハードルを2段くらい下げてくれる優しい内容なので、よかったら読んでみてください。
それではこのあたりで失礼します。
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