- 残業が多いってどう書けばいいの…
- 日本人ってどれくらい残業してる?
- サービス残業も伝えていいのか教えて!
「月80時間以上の残業」は、労災認定されやすいと言われています。
健康障害のリスクが高まると言われています。
ぼくは空調メーカー歴8年目の現在も在職中のサービスマンをしています。
当記事では、空調メンテナンス志望者向けに転職理由「残業が多い」ときの書き方とコツ・例文を解説します。
この記事を読めば「全く書き方が分からない人」でも、簡単に前向きな転職理由を書くことができます。
結論、36協定で定める残業の上限「月45時間、年360時間」を基準にします。
現状の残業時間が、36協定で定める残業の上限を超えていれば、充分な転職理由になります。
上限を超えていないときは、違う転職理由で代用しましょう。
サービス残業も含め、毎日何時間の残業をしているのか記録しておいてください。
また、残業が少なくなった分の「時間の使い方」を企業に貢献したいと書くことで好印象になります。
転職理由は「長く働いてくれる人か」を見分けるツール
転職理由は「長く働いてくれる人か?」を見分けるツール。
採用者に「長く働いてくれそうな人だ」とイメージさせるには「入社後あなたができること」のアピールが重要です。
転職理由には「あなたができること=自己PR(あなたの強み)」を含めて書きましょう。
空調メンテナンス志望用の自己PRの書き方は別記事で解説しています。
転職理由は「志望動機」にも使える
「志望動機」は3つ組み合わせると、簡単に完成します。
志望動機=志望理由+転職理由+自己PR
- 志望理由:志望企業を選ぶ理由
- 転職理由:空調メンテナンスを選ぶ理由
- 自己PR:あなたの魅力
上記のうち「転職理由+自己PR」で、転職サイトのオファーを利用できます。
オファーには優良企業が隠れており、書類選考の免除などメリットがとても多いです。
空調メンテナンス志望用の転職理由「残業が多い」を書く順番
空調メンテナンス志望用の転職理由は、次の順番で書きます。
- 仕事姿勢
- 転職する理由
- 空調メンテナンスの良さ
- 自己PR
それぞれ4段階ごとにコツを解説していきます。
①「仕事姿勢」は具体的にする
1番最初の書き始めは「仕事の姿勢」を具体的に書きます。
現職でも前向きに仕事をしてきたことを伝えるためです。
例えば「現職で空調メンテナンスを頑張ってきた」ではなく「3年間、個人宅や企業様へ訪問し空調修理やメンテナンス提案業務に勤めていた」と詳しく書きます。
数字を入れると具体的になります。意識して数字を入れるとよいでしょう。
②「転職する理由」は前向きにする
2番目に「転職する理由」を前向きに書きます。
今回なら「転勤」の前向き表現を解説します。
具体的な前向きに変えて書く方法は、後半の「書き方・例文」で解説します。
前向きに書くのであって、ウソは禁物!
正直に書くと、待遇や仕事内容を配慮してもらえることもあります。
③「空調メンテナンスの良さ」は自己PRと組み合わせる
3番目に空調メンテナンスを選んだ理由を伝えます。
まず空調メンテナンスの仕事のなかで、他の職種には無い「空調メンテナンスの良さ」を考えていきます。
「空調メンテナンスの良さ」は次のようなもの。
- たくさんの製品に触れる事ができる
- 修理後の達成感が得られる
- お客様から感謝される
- コミュニケーション能力が向上できる
- 2人一組で協力しながら仕事もできる
以上から「自己PR=あなたの強み」が活かせる内容を選びましょう。
空調メンテナンスの良さなので「どの職種でも良いわけではない」ことをアピールできます。
④「自己PR」は空調メンテナンス企業が求める人をもとに考える
最後に「自己PR」で入社後空調メンテナンスとして自分の強みを活かしたいと伝えましょう。
自己PRは「空調メンテナンス企業が求める人」をもとに考えます。
自己PRとして使える「空調メンテナンス企業が求める人」は次の通り。
- 空調メンテナンスの経験がある人
- 設備の知識がある人
- 資格を持っている人
- 対応力がある人
- コミュニケーション力がある人
上記から「空調メンテナンスの良さ」と組み合わせてみましょう。
例えば「コミュニケーション力がある人」は「空調メンテナンスはチームで協力して仕事するため、コミュにケーションが得意な私の強みを活かせる」と書けます。
空調メンテナンス志望者向けの自己PRの書き方は別記事で解説しています。
転職理由「残業が多い」の書き方と例文|空調メンテナンス志望者向け
残業が多いときの転職理由の書き方を解説します。
残業が多いときの転職理由|書き方のポイント3つ
説得力のある転職理由を書くには、以下の「36協定で定める残業の上限」を基準にします。
- 月45時間
- 年360時間
あわせて「あなたの残業時間」を書きましょう。
具体的に数字を使って、残業時間を伝えてください。
「36協定で定める残業の上限」より残業が少ないときは企業に納得してもらいにくいです。
他の転職理由で代用しましょう。
また残業が減った分「時間をどのように使うのか」を書きます。
時間の使い方は以下がおすすめ。
- 資格取得
- 業務効率化
- 製品知識を学習
空調メンテナンス企業に優遇される資格は、以下の通り。
- 冷凍機械責任者(3冷)
- 第二種電気工事士
特に「冷凍機械責任者」と呼ばれる資格は、転職に有利です。
資格取得に向け努力したいと書くと好印象になります。
資格の合格率と取得方法については、以下の記事で解説しています。
残業が多いときの転職理由|例文
私は施工管理士として、3年間工程管理や現場の打ち合わせなど様々な仕事をこなしてきました。
施工管理という事もあり覚える事も多く、残業時間が月70時間超える事もありました。 人員増加や、業務内容改善を会社へ提案するも、改善には結びつかずやむなく転職を決意しました。
空調メンテナンスは、初めての業種ですが修理対応を行いお客様の笑顔が見たいという想いと、専門的なスキルを学ぶ事ができ自分の成長に繋がると感じ応募を決めました。
残業時間が少なくなった際には、資格取得に力を入れスキルアップを目指そうと思っております。現場作業も施工管理の仕事での経験を活かして、作業手順や安全作業を徹底し信頼を得られるサービスマンになっていきたいです。
転職理由「残業が多い」の書き方と例文|空調メンテナンス志望者向け【まとめ】
空調メンテナンス志望者向けに、残業が多いときの転職理由の書き方と例文を解説してみました。
「残業が多い」ときの転職理由を書くポイントは、以下の通り。
- 残業の上限「月45時間、年360時間」を基準にする
- 具体的な「現状の残業時間」を書く
- 残業が少なくなったときの「時間の使い方」を書く