- 転職先の人間関係が不安…
- 転職理由に「人間関係」はマイナス?
- ベストな転職理由の書き方を教えて!
アドラー心理学者によると「悩みの9割は人間関係」だと言われています。
現代の職場ハラスメントは50個近く。人間関係に悩み、多くの人が転職しています。
ぼくはビルメン歴6年目の副責任者です。応募者の書類選考も担当しています。
当記事では、ビルメン志望者向けに転職理由「人間関係」の書き方とコツ・例文を解説します。
この記事を読めば、どんな人間関係の悩みでも前向きな転職理由に変え、楽にビルメン企業へ転職できます。
人間関係の転職理由は「前向きに変えて書く」ことが基本。いま人間関係に悩みがあってもそのまま書かないようにしましょう。
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転職理由とは
転職理由は「長く働いてくれる人か?」をチェックするツール。
採用者に「長く働いてくれそうな人だ」とイメージさせるには「入社後あなたができること」のアピールが重要です。
転職理由には「あなたができること=自己PR(あなたの強み)」を含めて書きましょう。
ビルメン志望用の自己PRの書き方は別記事で解説しています。
転職理由は「志望動機」にも使える
「志望動機」は3つ組み合わせると、簡単に完成します。
志望動機=志望理由+転職理由+自己PR
上記のうち「転職理由+自己PR」で、転職サイトのオファーを利用できます。
オファーには優良企業が隠れており、書類選考の免除などメリットがとても多いです。
ビルメン志望用|転職理由「人間関係」を書く順番とコツ
ビルメン志望用の転職理由は、次の順番で書きます。
- 仕事姿勢
- 転職する理由
- ビルメンの良さ
- 自己PR
それぞれ4段階ごとにコツを解説していきます。
①「仕事姿勢」は具体的にする
1番目に「仕事の姿勢」で現職でも前向きに仕事をしてきたことを伝えます。
前向きに仕事をしてきたことをアピールするために「具体的」に書きましょう。
例えば「現職でビルメンを頑張ってきた」ではなく「3年間、20階建てのオフィスビルに常駐し業務効率の向上に勤めてきた」と詳しく書きます。
数字を入れると具体的になります。意識して数字を入れるとよいでしょう。
②「転職する理由」は前向きに書く
2番目に「転職する理由」を前向きな表現に変えます。
今回なら転職理由は「人間関係」です。あなたの状況に合わせて「前向きな表現」に変えましょう。
具体的な前向きに変えて書く方法は、後半の「書き方・例文」で解説します。
前向きに書くのであって、ウソは禁物!
正直に書くと、待遇や仕事内容を配慮してもらえることもあります。
③「ビルメンの良さ」は自己PRと組み合わせる
3番目にビルメンを選んだ理由を伝えます。
まずビルメンの仕事のなかで、他の職種には無い「ビルメンの良さ」を考えていきます。
「ビルメンの良さ」は次のようなもの。
- たくさんの機械に触れられる
- お客様から感謝される
- 縁の下の力持ちになれる
- ビル内で仕事を完結できる
- チームで協力しながら仕事ができる
以上から「自己PR=あなたの強み」が活かせる内容を選びましょう。
ビルメンの良さなので「どの職種でも良いわけではない」ことをアピールできます。
④「自己PR」はビルメン企業が求める人をもとに考える
最後に「自己PR」で入社後ビルメンとして自分の強みを活かしたいと伝えましょう。
自己PRは「ビルメン企業が求める人」をもとに考えます。
自己PRとして使える「ビルメン企業が求める人」は次の通り。
- ビルメン経験がある人
- 設備の知識がある人
- 資格を持っている人
- 対応力がある人
- コミュニケーション力がある人
上記から「ビルメンの良さ」と組み合わせてみましょう。
例えば「コミュニケーション力がある人」は「ビルメンはチームで協力して仕事するため、コミュにケーションが得意な私の強みを活かせる」と書けます。
ビルメン志望者向けの自己PRの考え方は別記事で解説しています。
ビルメン志望用|転職理由「人間関係」3つの書き方・例文
転職理由は「前向きな表現に変える」ことが基本です。
現職の「人間関係」が悪くても正直に伝えてはいけません。
以下、それぞれの状況で「前向きな表現」を使い分けましょう。
- 上司からのパワハラ・セクハラ
- 仕事の考えが合わない
- 雰囲気が悪い
①社員からのパワハラ・セクハラ・いじめ
パワハラやセクハラ、いじめをする社員を「厳しい社員」とします。
そして「厳しい社員から多くの学びがあり、自分なりにやりたい目標ができた」と伝えると良いでしょう。
「社員からの学び」は以下のようなものです。
- 何事にも挑戦する大切さを知った
- 冷静な判断ができるようになった
- 臨機応変な対応ができるようになった
そして「やりたいこと」は以下のようなものです。
- 大規模ビルでたくさん学びたい
- 個人ではなくチームで仕事をこなしたい
- ビル利用者から身近に感謝されたい
以上の2つ「社員からの学び」と「やりたいこと」を組み合わせましょう。
【例文】
私は3年間、電気施工管理士として工程管理やクライアントとの打ち合わせなど様々な仕事をこなしてきました。
厳しい上司のもとで指導頂き、最初はうまくできなかった工程管理が最初の2倍以上スムーズにこなせるようになり、何事にも挑戦する大切さを知りました。
ビルメンも初めてですが、ビル利用者の近くで修理対応し感謝されたい想いと、また仕事内容も施工管理士と同じくチームワーク重視の仕事であるため挑戦したく応募しました。
電気の知識を活かし、ビル設備の点検と様々な不具合対応ができるよう勤めていきたいです。
②仕事に対する考え方が合わない
会社や社員と仕事に対する考え方が合わないときは「考えが合わないと思った出来事」と「あなたの考え」を伝えましょう。
ただし、あなたの考えは「企業も納得する内容」にすること。
「企業も納得する内容」とは次のようなものです。
- 報連相する
- ミスは隠さない
- 仕事は後回しにしない
以上のことを「改善しようとしたが不可能だった」と書いて締めます。
【例文】
私は5年間オフィス・ホテル複合ビルの設備員として毎日作業の効率化を目指し努力して参りました。
以前、ビル内の停電作業中に設備員の報連相不足による大規模な事故がありました。
小さなことでも報連相は必須だと思い、後輩への指導改善や会社へ研修の導入など提案するも、当日軽く注意するのみで改善されることが難しい状況でした。
よりよい環境を作りたい想いと協調性を大切にしたいと思い、転職を決心しました。
5年間のビルメン経験を活かしつつ着実に点検・不具合対応をこなせるよう努力していきたいです。
③雰囲気が悪い
会社の雰囲気が悪いときは「雰囲気が悪いことで起こった問題」を伝えましょう。
「具体的な出来事」を書くと企業も納得してくれます。
- 新人がミスを隠してしまう
- 報連相できず事故が起きた
- 効率が落ちて客先に迷惑をかけた
以上のことを「改善しようとしたが不可能だった」と書くと良い印象になります。
【例文】
3年間営業として常に笑顔と丁寧な対応を心がけ、現在も会社に勤めております。
現職は先輩グループの悪口が多く、新人はミスを伝えられず問題になることが多くありました。私は、総務と連携して対策を講じましたが、改善が難しく部署異動も難しい状況でした。
働きやすい環境を作りたい想いと協調性を大切にしていきたいと思い、転職を決心しました。
懸命に働くビル従業員の縁の下の力持ちとして、笑顔と丁寧な対応も忘れず活躍したいです。
転職先の人間関係を良くする2つの行動
転職が成功したら、人間関係も良くなりたいもの。
ぜひ試してほしい2つのことをご紹介します。
- 内定時に評価された内容を聞く
- 積極的に話しかける
①内定時に評価された内容を聞く
入社後、採用担当者に「何を評価してもらったのか」を聞きましょう。
これは「客観的に企業が評価した」あなたの長所です。
長所を伸ばすことで、専属の仕事を任されるなど信頼が厚い人になれます。
②積極的に話しかける
入社後は積極的に話しかけましょう。
仕事を長く続けていくには「良好な人間関係」が欠かせません。
転職先では人間関係がリセットされるので、迷わずコミュニケーションをとりましょう。
第一印象は「出会って数秒」で決まります。
「メラビアンの法則」によると、聴覚的な情報が第一印象に与える影響力は4割近くあると研究から分かっています。
簡単に言うと「明るく話す」と初対面の人には好印象です。
「明るく話す」とは以下のようなことです。
- あいさつをする
- 相手の目を見て話す
- 笑顔で話す
- ジェスチャーを交える
- 聞き取りやすい声で話す
また初対面で「話した内容」は1割弱しか第一印象に影響がないと分かっています。
ささいな会話でも「明るく話す」だけで好印象になります。
現職の人間関係を改善する3つの対策
転職前に人間関係の改善も試してみましょう。
人間関係を改善のためにできる対策3つを紹介します。
- 相談
- 転職
- 異動
①人に相談する
人に相談することで3つのメリットがあります。
- 心がスッキリ
- 新しい情報を知ることができる
- 良い方法や解決策が出てくる
頭の中でぐるぐる考える時間を減らしましょう。
考えている時間が一番苦しいもの。
一人で抱え込まず、会話やメッセージで悩みを打ち明けて下さい。
- 同僚
- 人事部
- 先輩
- 友人
- 家族
僕たちにも話してみませんか?
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②転職する
つらいときは転職して人間関係をリセットするのも良いでしょう。
人間関係が良い転職先を見つけるには「企業研究」が重要です。
企業を調べる方法は以下のようなものがあります。
- 就職四季報
- 社内見学
- 企業公式WEBサイト
- 口コミサイト
- 転職エージェント
③異動を希望する
異動することで苦手な人から離れることができます。
環境を変えることができるので、一度「人事部」に相談すると良いでしょう。
最近歳が近い子が入ってきました。
歳が近い子がいるというだけで
仕事がいくらか嫌じゃなくなった。
不思議。
仕事が嫌なんじゃなくて人間関係が嫌だったんだなあとつくづく。。
本当異動してよかった。
休職してよかった。— ゆず@適応障害 (@4YJ6QfHVRFKpiEL) September 8, 2020
夏の人事異動以来急速に職場の人間関係が悪化していて、管理職vsその他平社員みたいな構図が顕著になってきてもうほんとしんどい
— きしろ (@assemble_mimimi) October 15, 2021
人間関係がつらいなら転職して良い理由3つ
「人間関係が理由でやめても大丈夫なの?」と考える人が多いです。
結論を言うと「本当につらいときは転職するべき」です。
つらいときこそ転職するべき理由は3つあります。
- 無理をしなくても生きていける
- 20代の「5人に1人」が精神障害
- 転職しながら生活する必要がある
①いま無理をしなくても生きていける
社会では「自分で自分を守る」ことが大切です。
どうしても仕事をやめたいときは、次の会社で頑張ればそれで良いですよ。
あなたがうつ病になっても会社は責任を取ってくれません。
ほとんどの人は、自分は無理をしているという自覚がないため危険です。
人それぞれストレスの感じ方は違います。
限界を超えてまで頑張ってはいけません。
次に解説していきますが「精神障害」には注意しましょう。
②20代の「5人に1人」が精神障害を発症している
現代の日本人は20代の「5人に1人」がうつ病です。
2021年5月現在、日本には6,667万人の就業者がいます。(出典:総務省統計局「労働力調査結果」)
2018年の厚生労働省による調査によると、58.0%の労働者が今の仕事や職業生活に強いストレスを感じています。
(出典:厚生労働省「労働安全衛生調査(実態調査)」)
また、仕事が原因で病気となる代表例として「精神障害」があります。
2012~2017年度の精神障害事案のうち、20~29歳の20.8%が「精神障害」を発症しています。(出典:過労死等の実態解明と防止対策に関する総合的な労働安全衛生研究 令和元年度 総括・分担研究報告書)
「つらい仕事を乗り越えれば報われる」というほど人生は甘くありません。
転職は半年あればできますが、うつ病は治療に2~3年かかると言われています。
転職活動もつらいでしょう。病気になる前に転職するべきと言えます。
③転職しながら生活する考えが必要
2050年には日本人は100歳まで生きると言われています。
年金をもらう年齢が上がるため80歳まで仕事をする必要があります。
しかし「ロボット」が仕事をして「大企業でも突然リストラされる時代」となりました。
また最近では芸能人がyoutuberをやっているのも、よく見かけますね。
時代に合わせて勉強し、いろんな仕事をする時代に変わりつつあるのです。
同時に「あなたがやりたいこと」を仕事にできる良い時代でもあります。
今こそ、新しい職業に挑戦しても良いと思います。
1つの職場に縛られず、やりたいことに挑戦してみて下さいね。
転職理由「人間関係」の書き方と例文【まとめ】
今回は転職理由「人間関係」の書き方と例文を「ビルメン志望者向け」に解説しました。
人間関係の悩み3つの前向きな書き方は以下の通り。
①社員からのパワハラ・セクハラ・いじめ
→「厳しい社員から学び、やりたいことができた」と伝える
②仕事に対する考え方が合わない
→「考えが合わないと思った出来事」と「企業が納得するあなたの考え」を伝える
③雰囲気が悪い
→「雰囲気が悪いことで起こった問題」と「会社へ相談したが改善されなかった」と伝える