アレルギー対応食品

【Q&A】乳アレルギーでもマーガリンは食べられる?OKとNGを知ろう!

みなさん、こんにちは。おかぴです。

乳アレルギーの方なら「マーガリンは乳成分が含まれるのか…?」と考えたことがあると思います。

おかぴ
おかぴ
バターは乳製品だし、それに近いマーガリンも乳成分が含まれるんじゃないか?

私もふと思ったときに答えられませんでした。

パンやクッキーなどにも含まれるマーガリン。うっかり食べさせてしまった、なんてことがないように乳成分が含まれるのかどうかきちんと知っておきましょう。

ふりーだむ
ふりーだむ
僕が教えてあげるにゃ!

※本記事は市販されているマーガリンについて一般的な情報を記載しています。少しでも疑問点などある場合は、かかりつけ医に相談の上、食べるかどうかを決めてください。

アレルギーがあってもマーガリンは食べてOK?

結論から言えば、「マーガリンは乳成分が含まれるものと含まないものがある」ということとです。

いや、どっちなんだよ。と思った方もいるかもしれません。

実はひと昔前はマーガリンには乳製品を入れることでバターっぽい風味を持たせて商品化するのか普通でした。
ですが、近ごろになり、豆乳を使ったりすることで乳製品を使用しないマーガリンが販売されているんです。

ふりーだむ
ふりーだむ
乳アレルギーの人が食べてOKなマーガリンとNGなマーガリンがあるってことだにゃ。

マーガリンの定義

いったい何をもとにマーガリンと呼べるのか、調べてみました。

バターは牛のミルクの脂肪分を撹拌操作により塊状に集合させたもの。つまり乳脂肪から作られます。一方、マーガリンは簡単にいうと、食用油脂等の原料を混合し、練り合わせた加工食品です。原料となる食用油脂はコーン油、大豆油、紅花油などの植物油脂が主体となっています。植物油脂は種類もいろいろ。それぞれの特性により使い分けたり、いくつかの種類を混ぜ合わせたりして作られています。
雪印メグミルク公式サイトより引用

マーガリン自体には乳成分は含まれていないけれど、製品の特長を出すために乳製品を加えて商品化しているものもあるということなんですね。

では食べてよいものとダメなものはどう見極めればよいのでしょう?

食べてOKのマーガリンを見分ける方法

大事なことは「パッケージに書いてある原材料を見ること」
当たり前かもしれませんが、結局それが一番必要なことです。

「バター仕立て」「バター風味」
風味をバターに近づけるために乳製品が使われていることが多い
「粉乳」「脱脂粉乳」
水分や脂肪分を抜いただけで牛乳のアレルゲンは含まれる
「乳化剤」
乳化剤自体は乳製品ではないが、原材料に乳成分が含まれる可能性あり

例えばNGなマーガリンは

・雪印メグミルク バター仕立てのマーガリン

雪印メグミルク公式サイトより引用

・小岩井乳業 マーガリンヘルシー芳醇仕立て

小岩井乳業公式サイトより引用

アレルギーがあっても食べられるマーガリンはこれ!

きちんと表示を確認すれば食べても大丈夫なマーガリンはあります。
また最近ではアレルギーを持つ人でも食べられるよう開発されたマーガリンが販売されています。

・創健社 発酵豆乳マーガリン

創健社公式サイトより引用

植物性乳酸菌で発酵させた豆乳を使用した純植物性100%のマーガリン。香料、着色料不使用なのが特徴です。


・ボーソー油脂 A-1ソフトマーガリン
「卵・乳・大豆不使用」のアレルギー対応マーガリンです。
マーガリンの原料油脂には、圧搾のなたね油を使用しています。特定原材料7品目や大豆を使用せず、製造工程にも混入しないよう、ロット毎に細心の注意を払って製造しています。


まとめ

今回は乳アレルギーを持つ方に向けてマーガリンが食べられるのかどうかを説明しました。

・バター風味のもとなど乳製品、乳成分が含まれるものはNG
・パッケージを見て乳製品、乳成分を使っていないものは食べてOK
・アレルギー対応のマーガリンを購入すると安心

乳アレルギーでも食べられるマーガリンはたくさんあります。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
それではこのあたりで失礼します。