日本人の2人に1人は1か月にまったく本を読まないそうです。
本を読めない理由は活字が苦手・読書習慣がないなどさまざまですが、その1つに「HSPの特性」が関連している可能性があります。
私自身HSPなのですが、コツを掴むまでは本が大の苦手でした。今回はHSP向けの書籍や当事者のブログなどを参考にしながら
- HSPにとって読書が苦手な理由
- HSPに薦める本との付き合い方
- HSPが読書習慣を身につける方法
について解説していきます。ぜひ記事を参考に楽しい読書時間を送ってみてください。
📖この記事を書いてる人📖
年間0冊の読書嫌いから月20冊の読書好きになった26歳男性。
「読書嫌いへ自由に楽しむ面白さを!」をコンセプトにブログで本の魅力を発信しています。
HSPにとって読書が苦手な理由4選|苦手で当たり前!
HSPには読書が苦手な人も多いです。自己肯定感が低い人であれば、「私には読書は向いていない」と感じてしまう人もいるでしょう。
ただ、苦手にもきちんと理由があります。大きく分けると以下の4つがポイントです。
①著者の人柄や心境に影響を受ける
②気が散って読書に集中できない
③読書に向かうエネルギーが足りない
④HSS型の人は飽きっぽさが発動する
自分の特徴がわかれば読書習慣を身につけることにもつながります。1つずつ解説していくので一緒にチェックしていきましょう。
著者の人柄や心境に影響を受ける
1つ目は「著者の性格や執筆時の心境を感じ取ってしまうケース」です。
HSPの人にとってはキツイ口調や利己的な発想が強い人の主張は、それだけで苦手意識を抱いてしまいます。
・自分目線からの意見が多い
・他人の心理を利用しようとしている
・批判や非難する主張が強い
こうした文章が多いと、読んでいるだけで疲れてしまったり、自分に言われていると思い込んで傷ついてしまったりする可能性も高いです。
著者の立場がハッキリとしているのは良さでもありますが、自分に合う主張かどうか確かめてから読むようにしましょう。
気が散って読書に集中できない
2つ目は「周囲の環境に影響を受けて読書に集中できないケース」です。
環境要因で気が散っているのに気がついていない人もいるので注意しましょう。
・図書館やカフェでの声が気になる
・自分の体調が優れない
・自室の物が多い
など、1人でいるときでも外で読書をしているときでも些細なことで集中が途切れるため、リラックスできる空間になっているかが大切になってきます。
ファミレスなどの騒がしい場所を避けたり、スマホやテレビがない空間で読書したりするといった工夫が重要です。
読書に向かうエネルギーが足りない
3つ目は「読書をしたいと思ってもエネルギーが足りないケース」です。
HSPの人は無意識でストレスを抱えて疲弊してしまうことも多いため、仕事の後や休日に読もうとして気持ちが重くなるなら、そもそものエネルギーが不足しているかもしれません。
エネルギーが足りない状態で本を読むと、「本を頑張って読まなくちゃいけない」と義務になってしまい、読書がさらに苦手になる可能性もあります。
本に向かう気力が起きないときは、潔く休息にあてたり、記事後半で紹介する“聴く読書”を楽しむのがおすすめです。
HSS型の人は飽きっぽさが発動する
4つ目は「飽きっぽさが出て、楽しそうなものに飛びついてしまうケース」です。
特にHSPの中でもHSS型の人に起こりがちで、読書途中で他の本が目に入るとつい気になってしまったり、メモをする中でひらめいて急に違うことに関心を持ち始めたりしてしまいます。
読書中に限らず、本屋や図書館に行っているときもいろいろな本に目移りしてしまい、疲れて終わってしまう場合もあります。
もし読書が5分と続かずに別のものに関心が向いてしまう傾向があるなら、集中できない原因はHSS型の特性にあるかもしれません。
HSPの人が読書を習慣化する方法
ここまでHSPにとって読書が苦手な4つの原因を紹介してきました。周囲の環境から影響を受けやすく、関心の幅も広いHSPの人ですが、少しの工夫で読書が楽にできるようになります。
ここからは読書に苦手意識を抱えるHSPの人に向けて、読書を習慣化するステップを解説していきます。自身の特性に合わせて自己流読書法を探してみるのをおすすめします。
読書に対する先入観を改めよう
読書に苦手意識を抱えている人は、自分の中で読書のハードルを高くしがちな特徴があります。
そのため、最初にやるべきなのは本を選ぶ前・読書を始める前に先入観を1つでも捨て去ることです。
① 最後まで読まないとダメ
② とりあえず読もうとする
③ 読むからにはいい本と出逢いたい
④ たっぷり時間を取って読むべき
⑤ 本から何かを学ばないといけない
読書は「思い思いに楽しむこと」が重要です。気になる章だけ読んでもいいし、明確な理由がなくてもいいんです。
自分の中にある”読書ってこういうもんだよね”という先入観をなくして素直に本と向き合ってみましょう。
読書を習慣にする7つのステップ
先入観をなくしたら、次は具体的に読書習慣を身につけるステップに移ります。1~7ステップあるので、【本を選ぶとき・読書前・読書中・読書後】の流れに沿って考えてみてください。
①なぜ読むかを明確化
②1日10ページを目標にする
③10分読書タイムをつくる
④SNSなどで読書宣言する
⑤スマホは手の届かないところへ
⑥わからなくても読み進める
⑦アウトプットしてみる
特に大切なのは③と⑤です。先に読書時間を確保しておけば、その日の気分に左右されにくくなります。私はいつも朝食前と夕食前に時間を確保するようにしています。
また、HSPにとってスマホは興味をそそり、ストレスを与えてくる厄介な存在です。よほど急用がない限りは、スマホはカバンの中にしまうか別室に置くようにしましょう。
習慣化については下記記事で詳しく解説しているので、よかったら参考にしてみてください。
HSPがこだわるべきポイント
さらにHSPが読書でこだわるべきポイントを紹介します。小さな点ですが、気にしてみることで集中力もアップしていきます。
①思ったことは口に出してみる
②自分の感覚を大切にする
③読書環境を整える
表紙のイラストや文字のフォントなど、一目見てなんとなく自分に合うかわかる人も多いはずです。
また読み始めて内から感情が湧き出てくることもあるでしょう。モヤモヤしてしまうケースもあるので、読書中に感じたことはノートにメモしたり口に出したりするのをおすすめします。
読書環境の整え方は記事を参考に自分にとってベストな空間を見つけてみてください。
どうしても苦手意識がある人は”聴く読書”
電子書籍をおすすめしている人もいますが、個人的にはHSPの方には「耳で聴く読書」をおすすめしています。
特にAmazonは無料お試し期間が30日あるため、約1か月で読書の苦手意識を克服して解約することもできます。
私自身もHSPなのですが、スマホやタブレットで電子書籍を読んでいると、どうしても情報がたくさん視界に入ってきて集中力を削がれてしまいます。
アプリの通知を消していたとしても「すぐそこにアプリがあることを意識するだけ」で気が散ってしまいます。
Amazonオーディオブックであれば、目を閉じてリラックスした状態で聴いたり、自然が多いところを散歩しながら聞いたりできます。家事の合間も聴けるのもポイントです。
HSP向け!自分に合う本を見つける方法
読書習慣を身につけようと思っても、「本を探す」というハードルがあります。
特に読書が苦手なHSPにはビビッとくる本を見つけるのは大変なため、本探しにエネルギーを使いきって肝心の読書ができない場合もあるでしょう。
そこで、私自身がどうやって自分に合う本を見つけているかポイント5つをまとめてみました。
①表紙・背表紙をよく見る
②目次に知りたい内容があるか確認する
③指定ページを読んで”無理せず読めるかチェックする”
④あとがきを読む
⑤HSPが薦める本を選ぶ
HSPは直感力に優れている人が多いので、表紙の情報や目次の項目を読めば、著者がどんなイメージを持って何を伝えたいのかわかってくるはずです。
自分が興味のあるジャンルがわかっている人は、実際に文章を読んで自分に合う文体や主張かどうか調べても良いですし、TwitterなどでHSPの読書好きとつながるのもおすすめです。
なぜか本が読めない日の対処法
こんな風に「理由はわからないけれど本が読めない日」もHSPならよくあります。読書が苦手に感じる原因でも説明したように、HSPは生きているだけで大きなストレスを感じて、エネルギーを必要としているのです。
そのため、本が読めない日の一番の対処法は「読みたくなるまで本を読まないこと」です。
そんなんじゃいつまで経っても読めないよ~と声が聞こえてきそうですが、問題ありません。
無理して読まずに気力と体力を回復することが、読書を長続きさせるコツです。
自分に合ったスタイルの読書を探してみよう
今回はHSPが読書を苦手に感じてしまう原因と、読書習慣を身につける方法を解説してきました。読書をしていて集中力が途切れたり、疲れてしまったりする理由をおさらいしておきましょう。
①著者の人柄や心境に影響を受ける
②気が散って読書に集中できない
③読書に向かうエネルギーが足りない
④HSS型の人は飽きっぽさが発動する
自分の特徴がわかれば読書習慣を身につけることにもつながります。自分に合った環境と本を選択して、自分なりに楽しい読書時間を送ってみてください。