「読書=難しい」と感じている人も多いかと思います。
実際、「読書・公共図書館に関する世論調査」では1年間まったく本を読まない人が約3割、読書した人でも1か月に1冊以下の読書量の人が約3割となっています。
そんな読書嫌いの人に向けて、今回は読書嫌いを克服できた私が提唱する「自己流こそが最強の楽しみ方である」の考えをお伝えしていきます。
📖この記事を書いてる人📖
年間0冊の読書嫌いから月20冊の読書好きになった26歳男性。
「読書嫌いへ自由に楽しむ面白さを!」をコンセプトにブログで本の魅力を発信しています。
読書を自由に楽しむコツ
自由に楽しむコツは4つ。
- 自分なりの動機を見つける
- 読む本は何でもいい
- 読書のハードルを下げる
- 読み終えたら自分用に記録する
1つずつ説明していきます。
コツ①自分なりの動機を見つける
自分の“内”に動機を見つけること。勉強でもそうですが、「大人なら読書をしたほうがいいから」とか「周りが勧めていたから」とか、“外”に動機を見出すと無理やり感があって楽しめません。
「○○という資格試験に(私が)合格したいから」
「(私が)新しい料理を覚えて○○さんに振る舞いたいから」
「勉強して(私の)収入を少しでも増やしたいから」
など自分なりの動機を探してみましょう。
ちなみに私が読書を始めたきっかけは、「自分のネガティブな部分を1mmでも受け入れられるようになりたいと思ったから」です。
具体的に出てこない場合は、なんとなーくこうなれたらいいなぁとイメージを膨らませるだけでもOKです。
コツ②読む本は何でもいい
自分が読みたい!と感じた本であれば、何でも大丈夫です。
読むからには良い本と出逢いたい!と感じるかもしれませんが、感動する本に会える可能性は1~2%程度。
選ぶ基準は「なんとな~く楽しそう!学べそう!」という程度で十分です。
どうしても選ぶ基準がわからない人は私の例を参考にしてください。
・表紙でなぜかピンときた
・目次で面白そう
・流し読みして抵抗なく読めそう
・導入(はじめに)の文章がなんか良さ気
コツ③読書のハードルを下げる
読書の難しそうイメージを壊すのに大切なのが、「ハードルを下げる」こと。
私は”4つのOK”を提唱しています。↓
・時間は1分からでOK
・すべて読まなくてOK
・どこから読んでもOK
・1つでも学べたらOK
自分が楽しめない読書は読書ではありません。ただの苦痛です。
自分のペースで、読みたい気持ちを大切に、自分らしく読んでみましょう。
コツ④読み終えたら自分用に記録する
4つ目のコツは努力目標です。
無理に、とは言いませんがやるだけの価値はあります。
なぜかというと
- 学びが定着する
- 達成感を得られる
- あとで思い出すきっかけになる
このような理由があります。
自分用のメモなので手帳の隅に書いてもいいし、パソコンで書いてもいいです。
「自分にとって大事な箇所・印象に残った文章」を記録できれば良いので、殴り書きでも全然OKです。
読書熱を加速させるポイント
ここからは読書に抵抗感がなくなってきた人向けに、さらに読書の面白さをお伝えしていきます。
1冊読んだら関連書籍を読んでみる
「偶然飽きずに読めた本があった」
これは超絶チャンスです。最後まで読めた本があったなら、関連書籍も読んでみましょう。
📖本の内容が面白かった
⇒同じジャンルの本を読む
📖著者/表現が面白い
⇒同じ著者の本を読む
探し方が分からない方はhontoのブックツリーを活用すると便利です。
本の内容をアウトプットしてみる
そんなレベルの高いことできないよ…と思う人もいるでしょう。
私はブログで書籍の感想を書いていますが、ブログ以外にもたくさん方法があります。
Note・Twitter・読書管理アプリ・家族や友人に話すことも立派なアウトプットです。
ハードルを下げることを忘れずに。素晴らしいレビューを伝えようとするのではなく、あくまで「あなたが学んだ点・感動した点」を素直に伝えるようにしましょう。
さらに文章は何百文字も書く必要はありません。
私の書いてるnote(日記)を見ればわかりますが、『ただめしを食べさせる食堂が今日も黒字の理由』の感想なんて、たったの7行しか書いていません。
それでも発信することで頭に残りますし、読書家さんとのつながりができればモチベーションアップにもつながります。
読書が苦手・初心者に向けて
本記事では「読書の自由な楽しみ方」を紹介しましたが、読書が苦手…という人には第1歩が難しいところだと思います。
どうしてもきっかけが掴めない
読んでみたはいいけど続かない
活字への苦手意識が拭えない
という人は、私が実際に月0冊から月20冊に至るまでの経緯をこちらの記事にまとめてあるので参考にしてみてください。
まとめ|読書は好きに楽しもう!
今回は「自己流こそが最強の楽しみ方である」についてお伝えしました。
①自分なりの動機を見つける
②読む本は何でもいい
③読書のハードルを下げる
④読み終えたら自分用に記録する
ぜひ自分なりの読書欲を見つけて、1ページでも、1分からでも読書を始めてみてください。
1人でも多くの人が自由に読書を楽しめることを願っています。
それではこのあたりで失礼します。