健康や美容に効果的な豆乳。まとめ買いしてストックしている人も多いと思います。
ですが、冷蔵庫に入れていたはずの豆乳を飲もうとコップにあけたらドロドロ…
「これは果たして飲んでも良いのか…?」と不安になりますよね。
本記事では
・ドロドロ豆乳は飲んでもOK?
・ドロドロになる原因と見分け方
・豆乳を新鮮なうちに使いきる方法
についてご紹介していきます。
ドロドロした豆乳飲んでもOK?
ドロドロとした豆乳は腐っている可能性が高いので飲まずに捨てましょう。
ヨーグルトのようにドロドロしていたり、変なにおいがしたりするなど、「ちょっと普通の豆乳と違うな?」と感じたら飲むのはやめましょう。
冷蔵庫に入れたのにドロドロ…なぜ?
ドロドロの原因とは
空気中には目に見えない雑菌がうようよしています。
その雑菌が豆乳に含まれるたんぱく質に作用して、凝固したり劣化したりするためドロドロとした液体になってしまいます。
豆乳の日持ちはどのくらい?
開封後の豆乳をおいしく飲めるのは2~3日が目安とされています。
手づくり豆乳の場合は、もちろん無添加ですし、空気に触れる時間も市販のものより多くなってしまうので、なるべく早めに消費するように心がけましょう。
NGな豆乳を見分けるポイント
ここからは、豆乳を飲んでよいか判別するポイントを「形・におい・色・味」の4つに分けて説明していきます。
ポイント① 形
・ドロドロでヨーグルトみたい
・ボトッ,ボトッ,と容器から出てくる
わかりやすいのが見た目。
豆乳はもともとさらっとしていますが、コップに注いだ時にドロドロとしていたらNGの合図。
ボトッと固形のような感じなら、ドロドロよりも腐敗が進行しているので絶対にやめましょう。
ポイント② におい
・酸っぱい匂いがする
・明らかに異臭がする
新鮮な豆乳ならほんのりと豆の香りがする程度ですが、腐敗してくると酸っぱいようなにおになってきます。
大丈夫かと思いますが、明らかに飲めないと思うような腐敗臭がするときは絶対に飲まないで捨てましょう。
ポイント③ 色
・黄色っぽい見た目
豆乳は乳白色をしていますが、腐敗してくると黄色かかった色に変わってきます。
ポイント④ 味
・豆乳の風味がしない
・酸っぱい味がする
味で確かめるのはあまり良くないですが、「匂いも普通で形もそんなに変わらない、でも日にちが経っちゃった…」という時は少しだけなめてみて確かめましょう。
豆乳の風味が薄かったり、腐ったときの酸っぱい感じがあればそれ以上は飲まずに捨てましょう。
調整・無調整によって違いはある?
豆乳には『豆乳・調整豆乳・豆乳飲料』の3種類があります。
プレーンタイプ(無調整豆乳)が豆乳、味や風味がつけられているのが調整豆乳や豆乳飲料で豆乳>調整豆乳>豆乳飲料の順で大豆固形分が少なくなっています。
大豆固形分の量に違いがあったとしても保存方法や賞味期限は基本的に変わりません。
たんぱく質の含有量が少ない分、どちらかといえば豆乳飲料のほうが腐りにくいですが、開封後は2~3日以内に飲み切るようにしましょう。
もしドロドロ豆乳を飲んでしまったら?
誤って飲んでしまった!という場合は無理に吐いたりせずに便として排出されるのを待ちましょう。
ただし、体質や豆乳の状態によっては発熱や嘔吐、下痢などの症状が出る場合があります。
その際はかかりつけの病院で診てもらうようにしてください。
豆乳の正しい保存方法は?
豆乳を腐らせずに使うためにも正しい保存方法を知っておきましょう。
・直射日光があたらない涼しい場所で保存
・保存のために冷凍はNG
・開封後は冷蔵庫に入れる
未開封の豆乳はパッケージに記載されている保存方法で保管してください。
基本的には直射日光のあたらない涼しい場所(15~25℃くらい)ならOKです。
また、豆乳は一度冷凍すると成分が分離してしまうため豆乳として飲むことは難しいです。
凍らせる場合は豆乳アイスとして食べるようにしましょう。
豆乳を使いきるコツ
1Lのパックのほうがお買い得だからついつい買っちゃうけど、いつも残っちゃう…という人もいると思います。
そこで、豆乳を使いきるコツと意外なアイデアをご紹介していきます。
アレンジレシピで楽しもう
豆乳クリームパスタ
豆乳は牛乳と同じように使えばクリームパスタも簡単にできちゃいます。
しかも牛乳のようにもったりとしていないので、食べたときに重くないのもポイントです。
豆乳つけそば
意外と相性バツグンなのが、「めんつゆ×豆乳」の組み合わせ。
少しだけゴマ油とすりごまを入れたら濃厚クリーミーなつけ汁の完成!
そばに限らず、そうめんにもピッタリですよ!
豆乳レアチーズケーキ
3つ目のレシピが乳製品不使用のレアチーズケーキ。
豆乳で作れる簡単クリームチーズ&豆乳ホイップで絶品スイーツの出来上がりです。
豆乳メーカーなら適量が作れる
意外と知られていないのが手づくり豆乳ができる”豆乳メーカー”の存在。
私は毎日使って新鮮な豆乳を飲んでますが、味が格段においしくて1度に500ml程度が作れるので1~2日で使いきることもできます。
1杯あたり50円以下で購入できるのでコスパも良しです。
豆乳サブスクもおすすめ
手づくり豆乳は少し気になるけど、機械をわざわざ買うのはちょっと…という人には豆乳のサブスクもあります。
「豆乳くらぶ」では『機械レンタル0円+毎月届く国産豆のセット』が定額コースになっています。
まとめ
今回は冷蔵庫にしまっていた豆乳がなぜかドロドロになってしまった…!という時の対処法や飲んでよいかの判別法についてまとめてきました。
・飲む前に見た目やにおいで違和感があったらやめる
・見た目がOKでも味がおかしかったら飲まない
・開封後は2~3日で使いきる
この3点を基本にして、美味しいうちに豆乳を味わいましょう!
それではこのあたりで失礼します。
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